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【6歳のハッピーカフェ誕生秘話】day272


週末、めいっこと一緒に過ごして
いました。

今朝起きて、6歳のめいっこから、
白い紙を渡されました。

「ヤルコト」とカタカナで書いてあり、
6つの項目が並んでいました。
①らじおたいそう
②おきがえ
③いちから100までかぞえる
④おべんきょう
⑤あそぶ
⑥おかしをかいにいく

「すごいね、今日もちゃんと書いたんだ!」
と伝えると、
「これは“びー”と2人で一緒にヤルコトだよー」と
返って来ました(^^;;
※私は“びー”と呼ばれています。そう呼ばれる
 理由はまたの機会に。

先に書き出した本日のヤルコトは
昼12:30時点で、
⑥の「おかしをかいにいく」を残して
完了しました。

ヤルコトのうち、⑤の「あそぶ」
をクローズアップして紹介します。
今日はカフェごっこでした。

一緒にお菓子を食べていたら、めいっこは
何かをひらめいた様子で、
「もっといい場所をつくってみます!」
と別な部屋に駆けて行き、何やらゴソゴソ
やっています。

しばらくして呼ばれて行くと、
日当たりの良い和室に、椅子やクッション、
おしゃれな敷物、コースターまで並べて、
居心地の良さそうなカフェスペースを
見事につくっていました。

「カフェをオープンしました!皆さん
来てください!!」と大きな声で私含め
家族に向かって呼び込みをはじめました。

「カフェの名前は?名前大事だよー」と
家族とともにめいっこに問いかけると、
数秒足らずで「ハッピーカフェです!!」
と返って来ました。
実家で以前飼っていた猫の名前でもあり、
家族の名前「幸」から一字取って英語にした
名前でもあり、何とまあ素敵なネーミング
センス。みんながハッピー、笑顔になることを
瞬時にイメージしたのかもしれません。

そうして、6歳のめいっこは、
気持ち1つで「ハッピーカフェ」をはじめて
しまいました。メニューを聞くと、
もちろんそれもその場で考え、
「お菓子があります!」と答えます。

そうしているうちに、特にめいっこが頼んだ
訳ではないのに、それを見ていた他の家族が
家にあった手作りのケーキにさらに生クリーム
をトッピングして盛り付けて、コーヒーを
入れてお盆に乗せてくれました。

素敵なメニューができ、めいっこは
一層張り切って、「ハッピーカフェに
ぜひ来てください!ポイントカードを
つくりました!!」と家族1人ひとりの
名前入り手書きのカードを配って回ります。

そうすると、一番最初にヨチヨチ歩き、
ケーキにつられてカフェの席についたのは、
めいっこの弟、1歳のせー君でした。
一番最初のお客さんです。
美味しそうにケーキをほおばります。
つられて私や他の家族も、和室のカフェ
スペースに移動し、「ハッピーカフェ」の
お客さんとなりました。

めいっこは、笑顔で、元気な大きな声で、
一生懸命に接客をしていました。
そこに集う人はみな、めいっこに巻き込まれて 
笑顔になっていました。
食べ終わると、カードに来店スタンプを押して
くれました。「スタンプは1回で2つ
押します!また来てください!!」
と送り出され、私が帰ったあとは、
ちょうど外から帰ってきためいっこの父を
即座に呼び込み、高回転率です。

まだまだ書きたいことがある、
「ハッピーカフェ」ですが、学ぶところが
多すぎたので、まずはそのストーリーを
言語化してみました!!

顧客の幸せや笑顔をイメージした気持ち1つを
持って、カフェというアイデアをかけ合わせ、
資本金0円でも、声をあげて動き出せば、
みんなが笑顔になるカフェがオープン
できてしまうという、6歳のめいっこが
見せてくれた圧巻の出来事でした!
渦を巻く力がハンパないですね!!

この渦の背景には、私の妹にあたるめいっこの
母が、身体に優しい米粉のシフォンケーキや
美味しいコーヒーを淹れて、普段からみんなに
喜ばれているのをめいっこが見ていて
知っていた。だからこそイメージでき、開けた
「ハッピーカフェ」だということもまた
確かなことでしょう。

イメージできないところには行けないですが、
イメージできるところになら、願い、行動し
続ければ近づいていき、やがてはたどり着ける
のです。

妹の幼い頃の夢は「お母さん」だったので、
その子どもであるめいっこもまた、
母の姿を見て育っているということですね。

そしてもう1つのポイントは、最初のお客さんが
カフェ店長であるめいっこの「弟」だったと
いうこと。

彼はまだうまく言葉は発しませんが、
誰より姉のがんばりを感じ取り、本能的に
動いたのしれません。
兄弟というのはそんな関係性なのかも
しれないな、と思う次第です。

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