龍角散ホリック

あなたが街を歩いているとこんな場面に出くわす。

「なんか、病院のにおいしない?シップくさくない?」

そんな時は十中八九、龍角散を口に含んだ状態のCHOCOがいる。全力で逃げて。その先でのろしを上げて助けを待って。果報は寝て待てというけど決して寝ないで。オープンユアアイズ。and carry on.

なんのこっちゃわからんけども、何を隠そうCHOCOは、龍角散がだいぶ好きで、口の中でよくころがしているのだ。好きというか日常の一部になっている。まるで空気のような存在。

「あの人といても、なんか味気ないの。空気みたい。」
「あいつ?関係ないよ。空気じゃん」

え?空気ないと死ぬの知らないんですか?

空気=存在感0=いてもいなくてもOKみたいに言うのやめな。空気がかわいそう。目に見えないからってないがしろにしてんじゃないよ(感情の起伏)!!!

ということで、CHOCOのいう空気みたいな存在=なくてはならない、常にそばにある存在ってこと。それだけでした。完全に取り乱しました🌠

花粉でイガイガしている時、歌い過ぎてガサガサしている時、むしろそのチューニングにも。龍角散の飴ちゃんをなめているとたちどころに喉の具合がよくなる。のど飴って本当にたくさんの種類があるけど、昔から変わらずあるモノにはやはり、それだけの理由と需要がある。

ということでね、一番のおすすめは断然ミルク。20%増量って書いてあって、他の味より若干高め。飴の量が多いのかと思いきや、龍角散パウダーの含有量が20%UPなのだった(このエントリを上げるにあたり調べた)///

ブリイイインて破ってるからよく見てなかった///

これで、こんなに調子がよくなるんだったら、原料はさぞかしものすごいのでは…?しかも、安い。自家製の龍角散キャンディが無限練成できるのでは…?というヨコシマタダオな思い。ということでね、買ってみました。ていうか、完全に容器が欲しかった。かっこよすぎ。印籠かな?

中身はね、さらっさらの細かいパウダーと、中ぶた、あとプラスチックの匙が入ってる。緊張の一瞬。初めまして、原料。いつも加工品にはお世話になっています。







うん、くそまずい。「防虫加工のされている昔ながらの桐ダンスをナノレベルにまで粉砕して食べている」感じ。でも、効果はすごい。すごいけどスゴイまずい。しかも「舌に置いて溶かし、ゆっくり喉に行きわたらせる」みたいな使用方法だから、味をぼかすために紅茶とかに混ぜることはできなさそう。できんのかな。ちょっとしてくる。


うん、悪くない。若干薬っぽいけど、近所の奥さんの自家製ハーブティーもこんなんだった。のどを通るとスッとする。ただ、色が若干濁るからミルクで割ったほうがいい。なんというか、もっとCHOCOをかき乱してこのエントリを沸かせてほしかった。

効果は予想通り 粉>飴>紅茶 という結果に。

粉も粉で、何回も口にいれているうちに甘みを感じられる程度には慣れてきた。けれどやっぱりおしゃれなカフェで印籠を取り出し妙なにおいの粉を食している妙齢の女…これはイケない気がする。これは完全にお家用だ。

というわけで、CHOCOのバッグにはいつだって龍角散。粉を食べつくしたら、龍角散ダイレクトを試してみようと思う。

え、なんでこんなに喉を労わっているのかって?

そりゃ、いつどこでスカウトされてもいいようにですよ。


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