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天気が良い日の散策にぴったり!〜日本三名園 偕楽園〜

先日、紅葉を見に茨城県水戸市にある「偕楽園」を訪れました♪梅の名所として有名ですが、紅葉の季節の散策にもおすすめです!

「偕楽園」といえば、石川県の「兼六園」や岡山県の「後楽園」と並ぶ日本三名園の1つとされています。敷地面積は約300ヘルタールあり、東京ドーム64個分もあるのだとか。

徳川斉昭が設計した歴史ある建築物「好文亭」や、1日約100トンもの水が溢れ出る「吐玉泉」など、名所の散策ができます。

敷地内には湖が見えるカフェや大きな公園、もみじ谷など楽しめるスポットが盛りだくさん!

「偕楽園」周辺の散策したスポットを詳しくご紹介します♪


■広々とした梅林エリア

反射していてわかりにくいですが、こちらが敷地内の地図です。東門からスタートして、ぐるっと一周します!

梅の名所と言われるだけあり、広大な敷地が梅エリアになっていました。現在はもちろん何も咲いておらず、春になるまでお預け。

■癒しのスポット竹林エリア

マイナスイオンたっぷり吸収できそうな竹林エリア。眺めているだけで日頃の嫌なことも忘れてしまう癒しスポットでした◎

まだまだ先に進みます。階段をさらに下っていきますよ!

■大理石で造られた美しい吐玉泉

大理石で造られた井筒から絶え間なく溢れ出す水。徳川斉昭が「好文亭」を建築した際に「茶室何陋庵」のお茶会で使う水を運ばせるために作られた泉なのだそうです。

「儒学の理想と教えの湧き出る泉となれ」という思いを込めて「吐玉泉」と名付けたといわれています。現在は飲料禁止との張り紙があったので、絶対に飲用しないように注意しましょう。

■樹齢800年もの立派な杉の木

「吐玉泉」のすぐ近くには大きな杉の木がありました。なんとこの杉の木は推定樹齢800年なのだとか。名前は「太郎杉」というそうです。

かつては周辺に次郎杉・三郎杉・四郎杉・五郎杉があったそうですが、現在は太郎杉のみとされています。800年もの月日を生きているだけに、貫禄と強さを感じました。

■紅葉しているエリアへ

さらに進んでいくと、ようやく紅葉エリアがやってきました!全体的に色づいているというよりも、部分的に紅葉しているという感じでした。

おそらく日当たりの関係もあるのかなと…

全体的に紅葉しているのも良いけれど、緑・赤・黄色が混じっていることで、カラフルな美しさを感じられましたよ◎

■徳川斉昭が建築した「好文亭」

1842年に徳川斉昭が建築した「好文亭」が完成。しかし1945年に起きた空襲により全焼してしまったそうです。それから3年の月日をかけて復旧したといわれています。

その後、再び落雷により奥御殿が焼失してしまいましたが、復元して現在に至ります。

とても歴史を感じる建物で、まるでタイムスリップしたかのよう。そして「好文亭」の見学は有料となっています。実際に中に入ってみましたので、ぜひ一緒に観光した気分を味わってみてください♪

|料金所でチケット購入!

こちらの窓口で「好文亭」見学のチケットを購入します。現金だけでなく、電子マネー決済も可能です◎

|板の間になっている「菊の間」

入ってすぐの部屋「菊の間」は、食事を用意する場所として使用されていました。

目の前にある庭園に色づく紅葉も素敵でした◎

|風通しの良い「つつじの間」

藩主夫人の付人が使用していた部屋とされています。

|畳敷きになっている「松の間」

藩主夫人が休憩する部屋として使用されていました。

|もみじが描かれた襖が美しい「紅葉の間」

藩主夫人の付人の控室として使用されていた部屋です。ダイナミックに描かれている紅葉の絵柄にうっとりしてしまいました。

|涼しげな竹の絵柄が美しい「竹の間」

明治2年に城下柵町の中御殿から移築し、藩主夫人が明治8年まで住んでいた部屋とされています。

お部屋から見える紅葉は見事でした!

|歴代皇室の方の休憩部屋だった「梅の間」

こちらも藩主夫人が明治2年から6年まで住んでいた部屋とされています。昭和天皇が皇太子だった大正元年に秩父宮・高松宮殿下と共に休憩した部屋ともいわれています。また大正15年には三笠宮殿下も休憩されたそうです。

|繊細な絵柄が描かれた「萩の間」

藩主夫人が訪れた際に御殿女中が休憩する部屋として使用していたとされています。繊細な描かれている萩の花は見事です!

|年中春の訪れを感じられる「桜の間」

「萩の間」と同様に、藩主夫人が訪れた際に御殿女中が休憩する部屋として使用していたそうです。

|昔懐かしい廊下

こちらの窓はは外から窓があることがわからないように造られているのだそう。そして落ち着きのある廊下はどこか懐かしさを感じられました。

|赤い絨毯が特徴の「太鼓廊下」

こちらの廊下を通過して次のお部屋に移動します!

|こぢんまりとした2畳の部屋「華燈口」

太鼓廊下から東広間までの入口にある2畳の部屋です。入口の構えがかっこいいですね◎

室内に和歌の短冊が飾られていましたが、火災により損傷してしまったそうです。現在貼られているのは作り直したものとのことですが、趣があり素敵でした◎

|漆塗り総板張りの「東塗縁広間」

徳川斉昭が高齢の家臣や庶民を招待して養老の会を開催していた部屋です。異なる角度から庭園の様子が見られ、心安らぐ空間でした◎

|和風カフェのある「西塗縁広間」

「東塗縁広間」の隣にある「カフェ樂」では、枡スイーツや抹茶、オリジナルコーヒーなどがいただけます。徳川斉昭が愛した風景を眺めながら、美味しい軽食で至福のひとときを過ごせますよ◎

|徳川斉昭が訪れた際に利用する「御座の間」

網代戸を使用し、東塗縁・西塗縁の様子が透けて見えるように工夫されている部屋。家臣や客人と接することができるように設計されているのだそうです。

|3階まで上る階段

少し急な階段ですが、こちらを上って3階へ。好文亭で随一の展望スポットである「楽寿楼」へ向かいます◎かなり急な傾斜になっているので、手すりを利用してゆっくりと上りましょう!

|好文亭で随一の絶景ポイント「楽寿楼」

緑豊かな庭園風景はもちろん、千波湖畔まで望む絶景が楽しめます!遮るものなく、自然を感じられる風景で心穏やかになること間違いありません。

配膳用昇降機という手動で動かすエレベーターがあり「菊の間」で作られた食事をこちらから運んでいたのだとか。急な階段だと食事を運びにくいので、この方法は画期的な方法だと思いました◎

■綺麗な紅葉の姿

好文亭をあとにすると、赤く染まる紅葉を発見!湖にリフレクションしている姿、青空に映える色合い、とても綺麗でした◎

■千波湖畔に建立された水戸光圀像

水戸黄門で知られる水戸光圀像を発見!視線は生誕の地である水戸城跡を見つめているのだそう。

■千波湖畔を望むおしゃれなKOBUNカフェ

千波湖畔の近くにおしゃれなカフェがあったのでランチタイムを♪たくさん歩いてお腹もペコペコ…

|ランチメニューいろいろ!

ランチメニューには、ハンバーグ・オムライス・カレー・サンドイッチなど、カフェメニューがラインナップ!時間が少し遅かったこともあり、選択肢が少なく、カレーをチョイス。

カレーも残り2食分とのことでギリギリでした。ワンプレートにカレーとサラダが盛られていて、素朴なお味◎マイルドだったので、辛いのが苦手な私も美味しくいただけました♪

■紅葉を間近で鑑賞できるもみじ谷

敷地内には散策にぴったりなもみじ谷という紅葉スポットがありました。その名の通りもみじがたくさん植えられていたので、この季節の散策におすすめです◎

|真っ赤に色づいたもみじ!

綺麗な真っ赤に色づいたもみじを発見!少しオレンジがかっているグラデーションも素敵でした◎

|オレンジや黄色も!

日当たりの関係もあるのか、オレンジや黄色に色づいているのもありました!同系色が混じっていて、温かみを感じられましたよ♪

■たっぷり紅葉を満喫!

かなり広範囲の散策でしたが、紅葉もバッチリ見られて大満足◎自然と触れ合い、美味しい空気を吸ってリフレッシュできました!

日本の歴史を感じられる建築物「好文亭」もしっかりと見学でき、タイムスリップした気分に◎

次は梅の季節に訪れてみたいと思います!

たくさん歩いたあとは最近オープンしたばかりのスーパー銭湯「ゆるうむ」に行ってきました!

「ゆるうむ」の記事は、また後日公開する予定です!お楽しみに!



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