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狩られる側の気持ち

人と関係を築く上でアイコンタクトってものすごく重要だと思う。目は口ほどに物を言うってまさにその通りで、好きな人や物を見る時の目はキラキラと輝いて見える。好きなものは無意識で目で追ってしまう。だからこそ、目を使えば人に好意を伝えるのも容易である。

私は、異性から好かれる事が決して多い訳では無いとは思うんだけど、恐らく少ない訳でもないと思う。というか私のことを好いてくれてるかどうかは目を見てお話してると大体分かる。
『あぁ、この子押せば簡単にいけるな』って思ってるとかも分かるし、純粋に好きになってくれたんだなとかも大体わかる。過去には、好いてくれていても私には彼氏・夫がいるから対象外だと考えてくれた人もいれば、驚くことに構わずアプローチしてきた人までいたのだ。

私の人柄については、おおらかとか素直とか愛嬌があると褒めていただけることが多いんだ。
でも、『男ウケいいよね』『あざとい』『ぶりっこ』とか相当男落としてるでしょ?みたいなことも言われる(笑)
でもさ、もう本当に無意識で異性の前でそういった言動が発動しているようだ。女子には悪口言われてそうで怖いから同世代の女の子は苦手なのである。嫌われるのが怖いから女子の前では『嫌われないようにしなきゃ!!』ってカチコチになりがち。だから年の離れたお姉様や、おば様のほうが話が合うのだ。そういった方々のほうが好きだし好かれるし、何よりリラックスして話せるの。
えぇ、こんなんだから友達はかなーり少ないですよ!!(笑)
こんなんでも一緒にいてくれる友にカンパイ!ありがとう!笑笑

話を戻そう。
きっと私は異性に好いてもらえるかどうかで自分の女性としての魅力を確認したいのかもしれない。俗に言う承認欲求だ。
そして、異性から好意を受けて、狩られるあの感じがたまらなく好きなのだ。
『あれ、好かれた?好いてくれてる?』
『あ、やっぱりそうだ』
『私も気になってきちゃったかも?』
『お相手の目つきが完全に狙ってる(笑)』
もうここまでくると、お相手は狩りをしているようでこちらの手の内で踊らされてるようなもの。
いつのまにかお相手が抑えきれない目付き、感情をむき出しにしてくる。
その瞬間がたまらなく愛おしい。
あぁー求められてる!!!って高揚感。
そして、こちらの方が立場が優位なので、少しだけ虐めたくなる。
『そんなに私のこと好きになっちゃった?』
って見つめてみる。いつもは虐められたい私だけど、ごくまれに現れるSっ気。
抑えきれない感情のお相手は『可愛すぎる!!!』って顔に、そして目に書いてあるのだ。
この瞬間がたまらなく楽しい。
私は狩られてるようで、狩りをしてたのよ。

こうして楽しんだ私は、大切な愛する人を超える人はやっぱりいないと確信し、また平穏な生活に戻るのです。こんなスパイスがまた、大切な愛する人との生活を潤すのです。私は愛されるべき存在なんだと認められたような気がするから。

そう。私はとんでもなくずる賢いのだ。
素直でもいい子でもなんでもない。私利私欲のかたまり。
いつかこんな事をしなくても自信に満ち溢れた私になりたい。

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