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初心者にやさしくなりたい


何事においても誰もが初心者。

自分の常識が他人の常識とは限らない。

頭ではわかっていても、「そんなことも知らないの?」「そんなの考えればわかるじゃん」って言いたく場面、たくさんあると思うんです。


でもきっと、自然と人が集まる人は「知らない人もいるよね!」って思える人なんだろうなとも思います。





先日、とあるWebライターコミュニティーのオンライン説明会に参加しました。

Webライターってどんなことすればいいの?っていう超超超初心者でも入れて、みんなで学びながら高め合いながら、自分のペースで成長しようねっていうコミュニティー。



その説明会の中で代表の方が、こんなことを言っていました。



「クラウドソーシングってなに?AIってなに?リサーチってなに?っていうこところからお話します!わかんなかったらじゃんじゃん聞いてください!」

「調べたらわかるじゃん!ってことも、そもそもどうやって調べたらいいかわかんないって人もいると思うんで、全然聞いてください!」



超絶ニコニコしながら、超絶朗らかに言っていたのに感銘を受けたんです。



え、なんでそんなに初心者ウェルカムなオーラ出せるの?



代表の方、私と同い年なのに。



説明会を聞きながら、「AIくらいわかるでしょ」「ライター初心者でもクラウドソーシングくらいやったことあるでしょ」みたいなのが頭に浮かんでいた私は本当に恥ずかしくなりました。



確かに私がライターを始めたとき、ランサーズとかクライドワークスなんて聞いたこともなかったし、どこのクラウドソーシングを使えばいいのかも知りませんでした。


AIだって今はChatGPTを仕事でも使っているけど、使い始めたのなんて最近だし、AIはChatGPTだけじゃないし、そもそもAIの仕組みとかよく理解してないし、わからないことだらけです。


そういう「自分で調べたり理解したりすることが難しい分野」は聞いちゃった方がいい。


間違った使い方をしたり大きな失敗をしたりしなくてすみますし、何より時間の節約になります。



そして「それくらい自分で調べてよ」っていう人より、「わかるー!最初は知らないよね!教えるね!」って言ってくれる人の方が、頼りやすいし相談しやすい。



ああ、リーダーってこういう人のことをいうんだな。

こういう他人への寄り添い方ができるから、色んな人に愛されるし、色んな経営者さんと繋がれるんだな。


同い年ながら完敗です。



私が普段書いている不動産の記事ってBtoCが多くて、不動産のことを何も知らない人に向けたものがほとんど。



初心者でもわかりやすい文章を心がけていますし、クライアント様からお褒めの言葉をいただくことも多いのですが、気持ちの入れ方がまだまだ甘いんだろうなと反省しました。



逆にもっと初心者に寄り添える人になれれば、記事の品質も上がっていくのかも。



ちなみにそのコミュニティーには、説明会以前から入会予定だったこともあり、説明会終了直後に無事に入会しました。




所属のコミュニティーが2つになったのですが、どちらも個性豊かなメンバーが自分なりのスキルアップに勤しんでいるので、これからの自分の成長も楽しみにしています。




プロフェッショナルだけど初心も忘れずに。




それにしてもあの代表者さんすごかったなー。



私もあんな、人に優しい人になりたいな。

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