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大きくまとめると人生で挫折を味わった回数はおそらく2回。


細々としたいろいろな出来事は
置いておいたとしても。

幼少期は「うちって仲良し家族!」と
思っていた記憶が今もある、くらいには、
しあわせに育ててもらっていたし

ママはめちゃくちゃこわくて
話に聞く他所の家庭よりは
門限とか言葉遣いとか身だしなみに関して
厳しいほうではあったけれども。

いま考えると、
(というか姉に聞くところによると、)
ぬくぬく、甘やかされていて。


幼稚園のころは、
早生まれなわりには
先生の助手を務めることが多くて

発表会ではいつも
「1人しかいない役」を任命され。
こどもながら名誉に感じていた気がする。


小学校のころは
友達と毎日のように遊んで、
「リーダーシップを発揮しながら」と
通知表には毎年のように記されていて、
9割、にじゅうまるが並んでいた◎
※ただし体育を除く。運動神経ゼロ。

あの水色の、やたら大きくて
A3サイズくらいあるテスト(伝わる?)も
いつも成績がよかった。

中学校は、記憶から消去したらしく、
あまり覚えていない。
というか成績がよくて先生と男の子から
そこそこ人気があったおかげで
軽くいじめられてた。

正直そのころ同年代相手だと
「日本語通じないな」とか思ってたから、
その性格の悪さなら仕方ないと今は思う。
やたら噛み砕いて話すように心掛けてたし。

記憶にないと思っていたけど
意外とあるので、その話はまたこんど。

まあ、それでも
群れる時期にひとりでいることに慣れたり、
ちょっと背伸びして受験した高校にも受かった。



そして、その少し先。
大学受験で1回目の挫折。ぽっきり。
行きたいと思える大学がひとつしかなくて、
滑り止めも用意せず挑んだ結果、玉砕。
1年間の予備校生活を送ることに。


そのまた、少し先。
就活で2回目の挫折。がっくし。
働きたいと思える業界がひとつしかなくて、
視野狭く数社に挑んだ結果、玉砕。
少しのニート生活を送ることに。


そんなことがあって、
人生はそう甘くないことを
痛感することになったわけだけれども

そのたびに、確実に人間として
成長していたんだな、ということが
あとになってわかってくるので、
必要な挫折、というか、試練?だと
今は思える。

そう思えるまで、今日まで、生きててよかった。

自分ってそんなにすごくない。
そう気づくことができたのは、大きい。
完璧じゃなくていい。
できないことがあったっていい。
周り道したっていい。

そんな風に考えられるようになるまで、
この苦しい経験が
こころの根っこに留まることになる。


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