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魔法遣いは何処に居る

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ウェブディレクション業務を魔法遣いに見立ててみたら
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使い慣れてない箒じゃまっすぐ飛べない

『魔女の宅急便』の冒頭、キキが魔法修行のために生まれ育った街を出発する夜、自分が作った箒じゃなくてお母さんから「よく使い込んであるから」とお母さんの箒を使うように促され、旅立ちの時にビューンと木にぶつかりながらも無事に出発していくシーンがある。この他人の箒を使うシーンは終盤でも時計台の掃除をするおじいさんからデッキブラシを借りて空を飛ぶけれど全然うまくコントロールできないという場面でも描かれている。 使い慣れてない箒を使ったら空を飛ぶの暴走しがち。これも同じく冒頭シーンだけ

魔法遣いへの憧憬、その手に握った箒で空は飛べますか

僕は鹿児島で上級ウェブ解析士という資格を肩書きに、地元広告代理店でウェブ制作・インターネット広告・ウェブプロモーション周りのディレクションをしています。 ウェブの仕事をしていて年々強く思うことがあります。ウェブに魔法を投影している人が多くなっているということです。すぐに公開・修正ができることに加えて、それがあっという間に遠くまで伝播していると信じている人が増えているように思います。 良く言えばウェブの力を信じてくれている。悪く言えばウェブに頼りすぎている。 鹿児島という