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初めてひとり暮らしをした街とのさようなら

ここ3ヶ月くらいずっと引っ越したいと思っていた。


アラサーにして初めて実家を出て3年間住んだマンションは、実家にも帰りやすいターミナル駅の線路沿い徒歩5分。
駅のまわりはベッドタウンらしく単身向け・ファミリー向けのマンションが立ち並び、チェーンのファミレスが充実していた。
スーパーも大型量販店も揃っていて、一人暮らしには申し分ない環境。


でも、あぁ、そろそろ街が合わなくなってきたな。

と思うようになった。街との違和感。

新型コロナのせいで出歩けなくなり、毎日家から半径数百メートルの範囲で行動するうちに、街に飽きてしまったのだ。
在宅勤務の合間に食べるお弁当も喉を通らなくなり、1日一個のお弁当を2回に分けて食べる日も。(なのに痩せない。)


だから、次に住む街は探索が楽しそうな、都会と下町の合流地点にした。

ここなら、わたしの好奇心を満足させてくれるだろう。

初めてのひとり暮らし引越しは真夏×軽い胃腸炎×寝不足のトリプルコンボで本当に疲れた。

荷ほどきの特殊訓練でも受けたのか?!というくらいの手際の良さを見せた母さんに救われた。
引越し屋さんもめちゃくちゃ仕事が早くて、気付いたら新しい部屋が出来上がってた。


住んでいた部屋を離れるときはちょっとはセンチメンタルになるものかと思っていたけれど、新居が楽しみすぎてニヤニヤが止まらなかった。

3年間、わたしを守ってくれた部屋、ありがとう!

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