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きのこ散歩*2023/1/22乾いた森でもがんばるきのこ

雨、降りません。

数日前に雨が降りましたが、すぐに土は乾いてしまいましたね。冬に生えるきのこも、さすがにこの降雨量では期待できません。

冬に見られるきのこはこちら↓



霜柱もできないほどの乾燥具合

見ただけで乾燥していることが分かるほどの冬枯れの森。かたいきのこすら、カリカリに乾いて丸まっていました。撮影する気も起きないな。


固いきのこもカリカリに乾いている


ヌルデタケも成長できず小さいまま


秋に発生したのかな

無理やり、撮った感じの写真になってしまいますね。今期の目標として「記録写真も撮る」というのがあるので、発生状況が分かる単純な記録写真でもいいのですが、撮っていて楽しくない!

冬でも雨さえあればヒラタケやエノキタケやキクラゲ類が見られて楽しいのですが。


この日唯一の傘のあるきのこ

この日唯一の傘のあるきのこを発見。これは久々に見る、あのきのこ。こんな乾燥の中でよくぞ成長してくれた!柄に特徴があるので、下から覗いてみます。

エノキタケ!

焦げ茶色でビロード状の柄が特徴のエノキタケです。栽培品とはかなり見た目が違うので、これがエノキタケだとわかる人は少ないのでは?

野生種はこのように大きさもしっかりしていて、色も濃いんです。最近はブラウンエノキやら、かきのき茸やらの商品名で茶色いエノキタケも販売されていますね。そちらのエノキの方が近い感じです。
白いエノキタケはそういう品種で、昔は白い方が売れたから品種改良されて普及したのです。よく誤解されているのは光に当てずに育てるともやしのようになるという説で、「自称きのこに詳しい人」が自信ありげに吹聴していたりしますが、そういうこと言う人の情報は怪しいので鵜呑みにしないように。確かに昔はそういった栽培方法もあったらしいのですが、現在では白いエノキも光に当てて栽培しています。


いよいよ1年のうちで最も寒さの厳しい時期になってきました。これからはきのこ散歩もますます厳しくなるので、春きのこまでは寂しい時期になると思います。きのこ目的の散歩も少しお休みで、山へ行くのは体力づくりの登山がメインになると思います。

きのこをかわいく撮れるレンズ増やしたいです🌱🍄🌿