「時間がない」と感じる訳を考えてみました。
お久しぶりです。
あっという間に5月最終週となりました。
20代の頃、「今日は何をして過ごそうか」などとのんきにしていた自分に、「もっと時間を大切に!」と言ってあげたい今日この頃です。
子どもが生まれてこの10年、「こんなに時間がないだなんて!」と感じ続けています。
それまでは自分のためだけに使っていた時間を、子どものために費やす割合が増え、自分のために使う時間が減り、「時間がない」と感じるようになったのかもしれません。
100%自分にためだけに使っていた時間が、そうではなくなってしまったために、それまで時間を持て余していたほどの私が生まれて初めて「時間がない」と感じるようになったのです。
他の人は、時間を誰のために使っているのでしょうか。
そもそも「自分の持ち分が減った」などと感じる私は、あまりにも利己的な人間なのでしょうか。
自分のためだけに使える時間は減り、「時間がないない!」と言い続けてはいますが、それとは引き換えに素晴らしい体験を得ることができているのも、子どもが生まれてからです。
もう人生も折り返しの時期ですので、一通りのことは経験しただろうと、ずいぶんと鈍感になった感性を、「ああ、そうだったそうだった!」と思い起こすことができるのは、子どもと共に生活をしている故です。
私にとっては単調で面倒な毎日ですが、彼女にとっては新鮮でワクワクする出来事がたくさんあるようなのです。
「月曜日が楽しみ!」「なんで?」「家庭科が始まるから!ゆで卵作るの!」
「早く木曜日になってほしい!」「なんで?」「先週なくなったミュージッククラブがやっとある日だから!」
「休み時間がもっとあったらいいのに!」「なんで?」「楽器の練習がもっとたくさんできるから!」
といった感じに、いちいちワクワクしているのです。
私も彼女に見習って「明日の会議楽しみ!」とか「実績報告書作るの楽しみ!」などといちいちワクワクすると、毎日がもっとキラキラしたものになるのかもしれません。
そんな毎日楽しみが待っている生活、大人になると滅多にないですからね。
「子どもって、そんな些細なことでいちいちワクワクしてるんだ!」と驚いている次第です。
話が本題から逸れてしまいました。
「時間がない」と感じている理由を考えてみましたが、結局のところ、子どもの成長を楽しんでいる証拠なんだというところに着地いたします。
こんな時期も一過性のものでしょうから。
しばらくは「時間がない!」という環境を私自身も楽しむことといたします。
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