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さようなら、Flickr

2004年に登場した写真保存サイト、Flickrを長年愛用してきました。

開設当時は、SNSコミュニティとしての機能と、ブロガーと呼ばれるブログ文化の中で写真の共同保管や共同利用の場所として使っていたように記憶しています。

私自身、たくさんの写真を保存するためとより多くの機能を使うために、一時は年会費を支払い利用していました。

月日は経ち、自分自身の生活様式が変わり、MacBook Proを開かない日が多くなり、iPhoneのみでインターネットと接続するということが多くなりました。

写真は圧倒的にiPhoneで撮影することが多くなり、Googleフォトにバックアップするという方式に変わっていました。

時々Flickrはアクセスしていたのですが、なんだか使いにくくなったなとぼんやり感じてしまい、メインで使う写真保存サイトからは外れてしまっていたのです。

そして2020年、写真保存に適した良いサイトってどこがあるのかしら?と比較サイトを覗き、Flickrがもはやかつての華やかなものではないことを知ってしまったのです。

2018年に、Flickrがどこかの会社に買収されたことにより、サービスは残ってもフリーアカウントはそれまでの2TBの容量から、写真の数が1000枚までに制限されることとなったらしいのです。

当然、1000枚以上すでにアップロードしている私の写真は、新しい1000枚を残して削除されてしまっているわけです。

Yahoo!とのアカウント統合も解消されているようです。

ここ15、6年の間に、「おかしいなあ、yahooのアカウントですんなり入れるはずなのに」と首を傾げながらログインし直していたのは、度重なる会社の買収によるものであること、今更ながらに知りました。

幸いにも、私のアカウントは、日本のYahoo!ではなく、英国のYahoo!のアドレスを用いて利用していたので、そのままのアドレスでログインできていたのです。

それにしても、1000枚なんて、すぐ消費してしまう時代ですよね。

悲しいけれども、今置いてある1000枚の写真はFlickrに残したまま、Flickrとはお別れしようと思います。

さようなら、Flickr。
今までありがとう。

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