子どもの頃
冬休みには一回は雪が積もってたような気がする。
その雪の中
近所の子供達みんなで
(って言っても多分5人か6人)
夕方陽が落ちてからする大事な行事があった。。。

ぐるっと回ると30〜40分くらいの町内を
木の棒を持って(拍子木？)
みんなで歌みたいな何かを言いながら周る。

夜周りっていうんですかね

🎵マッチ一本火事の元
　サカナ焼いても家焼くな
　マッチ一本火事の元🎵

まだ続きはあったと思うけど
火の用心〜‼️
火の用心〜‼️
そうみんなで言いながら。
普段はそんな暗くなってから友達と会わせても会えない時間帯に
ワクワクしながら歩いてまわってた。

寒くてほっぺたはザリザリに赤くなってて
手もほんのり痒くて(霜焼け)たまらなかったけど
でも友達と大切な任務をする
ワクワク感でいっぱいだった。

各家を一軒ずつ庭先まで周る。
おやつをくれる家もあったりするから
楽しくて楽しくてたまらなかった。

そしてガラス越しに見える
クリスマスツリー。
自分の家じゃないのに
みんなでツリーを指差して
はしゃいでた。

冬休み。

今もあるんだろうか
防犯の面や
今時マッチって、みたいなんもあるかもだけど
今も子供達はワクワクしながら
その街を守ってる使命感で周ってるんだろうか

まるで日本昔ばなしのような気がする
子どもの頃のはなし。

楽しかったな。
冬がきっちり寒かったあの頃。

って思い出話なわけです。

　　　ぴにゃこらw。