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【本棚本ラジオ第27回】ヒトラーは脅威か、それとも娯楽か

*今回の本*
ティムール・ヴェルメシュ著, 森内薫訳『帰ってきたヒトラー(上)(下)』(河出書房新社, 2016年)
(本棚本Season1 No21)


*現代に蘇ったヒトラーを、どう扱うか*
わたしものすごく大切なことを言い忘れたんですよ。
この小説、文章はヒトラー視点で進むんです。
そこにこの本の怖さがあります。
ってことを。
圧倒的な支持を得る人というのは、言っている内容よりもエンタメ性があるかどうかなんじゃないかって、最近思います。
エンタメ性に優れていれば、ちょっと何かやらかしてもファンが庇ってくれるものね。
こわいこわい。

*このラジオは*
「本棚本にある本を片っ端から紹介するラジオ」です。
noteで連載中の企画のなかから、くじで当たった本をラジオで紹介していきます。

毎週水曜日、12:00ごろの配信を予定しています。
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