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みなさま、平素より大変お世話になっております。
このたび、一身上の都合により3月末で退職することになり、本日が最終出勤日となりました。
本来であればお一人ずつ直接ご挨拶をすべきところ、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、note上での挨拶にて失礼いたします。
退職の経緯は500以上のいいねを獲得したこちらを御覧ください。

ラボの片付けは想像以上に楽でした。
これまでの退職と違い、実験サンプルは(ほぼ)廃棄し、実験器具などを全て置いていけばいいので。
完全に別業界に行くと思うと案外未練がないもんです。
むしろこれであの公募戦線に立たなくていいと思ったとき、寂しい気持ちよりホッとしています。研究に対してだけは、これはもう神に誓ってでも全身全霊を打ち込んだという自信はあります。
ただ未発表データの論文化という大きな宿題が残ってますが。。。
これはぼちぼちやっていきます。

本来なら退職までの1ヶ月は送別会に次ぐ送別会ではたらく細胞BLACKも真っ青の体になるはずだったのですが、こんなご時世なんでささやかな送別会が行われただけでした。

この他「いつでも(アカデミアに)戻っておいで」とか「君より◯◯さんが抜ければいいのに」とか「業界の人事にセンスが無い」とか「結局、全部出来レースだよね」とかエールだかなんだかわからない言葉もいただきましたwww

これらの期待に応えられるよう、明日からはデータサイエンティストとして心技体の充実に努め、さらに上を目指して精進いたします。
私の14年が光るか錆びるか、それはこれからの私を見て、周りの人が決めることです。

これは読んでいるみなさん、研究はいいもんです!研究は楽しいです!
小さいころ、研究者になりたい、大学の先生になりたい。その夢を持って頑張りました。そして今日、その夢は終わります。しかし、私の夢には続きがあります。その言葉を約束して、今日、退職します
私の研究者生活には、悔いはありません。数々の思い出と共に、さわやかに、アカデミアを去ります。

最後に、わがまま気ままなお願いですが、書き残した論文の一報を皆様の夢の中で書かせていただければ、これにすぐる喜びはございません。
最後に家族にひとこと言わせてください。今まで支えてくれて本当にありがとう。パパ、頑張ったよ!

最後になりましたが、皆様のさらなるご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。
今まで、本当にありがとうございました。




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