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【妊娠】出産レポ〜緊急帝王切開から早産児の母となるまで

みなさんおはようございます。
今日は退院日!のはずが、血液検査の結果がイマイチで、入院が延びました…悲しいー(T ^ T)

まぁでもおうちに帰ってからだとバタバタしそうなので、この辺で今回の出産に至った経緯をまとめておこうかと。

3/26
AM1:00

トイレに起きた際、ショーツに出血を確認。
量はそれほど多くないものの、鮮血だったのと、生理痛みたいな痛みがあったので病院に電話。タクシーで向かう。

タクシーの運転手(おばちゃん)が、色々話しかけてきてちょっと辛い…笑
最初に病院まで、と伝えていたのに、いざ近くまで来ると、え!どこか具合悪いんですか?!と。察してくれ…(笑)

AM2:00

病院着。
すぐに診察室へ車椅子で移動。
心臓が動いていることにとりあえず安堵。
ただ、頸管が1.7センチしかないね、との事でこの時点で入院決定。破水はなし。

AM3:00

お腹の痛み止まらず。
とりあえずNSTをつけられ、自分でも痛みあった時確認してくださいね、と言われ、点滴のルートやらを取られる。初めて陣痛カウンターを使ってみると、3分おきに1分程度の痛み。めっちゃ定期的に来るじゃん!

診察してくれた先生から、諸々の説明あり。
どんな薬を使ってどんな副作用があるか。
だんなはケータイ越しに聞く。
とりあえずマグセントを20分で一気に流し、様子を見ることに。
夜間の担当先生が、すんごくわかりやすく説明してくれる部長先生だったので、安心感MAX。

AM4:00

一旦陣痛は治ったものの、また3分間隔に逆戻り。
胎児の肺を強くするステロイド注射を打たれる。
24時間毎に2回打つと、赤ちゃんの肺を強くしてくれるらしい。
効果の持続期間は1週間しかなく、今打つと1週間経てば効果はなくなるそうだが、今打った方がいいと思う、と先生に言われてはもう頷くしかない。

リトドリンも追加。
動悸が止まらないが、これで痛みが治るなら安いもんだ、とこの時は思っていた。

AM5:00

陣痛が止まらず、かつ今の状態だと逆子だったので、緊急帝王切開決定。
あれよあれよと言う間に手術着に着替えさせられ、手術用の点滴ルートが取られる。
剃毛やら何やらあり、まな板の上の鯉状態。
それでもお腹は痛いので、今破水しては困る、と陣痛が来る度に必死に力を抜く。ここが一番辛かった(T ^ T)これが何十時間も続くなんて…耐えられないな…。。世の中のお母さん達を尊敬するゾーンに突入。

手術しますよ、という電話を夫にかけてもらうも夫出ず…(ちょうど合間にうとうとしてしまったらしい)。まさかの早朝に遠方の実親に連絡をしてもらう羽目に。。あと10分遅ければ、夫が起きたのにー!!2週間前くらいに妊娠伝えといてほんとよかった(汗)

AM6:00

手術室へ移動。
今回は帝王切開だからか、最初から麻酔科の先生が麻酔をしてくれたので、一発でするっと麻酔が効いた!嬉しい!(一月に入院したときはめちゃここで時間かかったので…)

そこからはまな板の上の鯉(2回目)。
色々動いている音はするものの、切ったり縫われたりする感覚はほぼなし。
タオルとシートで視界も遮られているため、ただただ何となく息苦しい。(その前にメガネを取られているからほぼ何も見えないけど)

6:42 息子爆誕

すぐさま小児科の先生に引き渡され、いろいろな処置をされる。
先生曰く、週数の割に呼吸も安定してるし、体も黒くなったりしてないから元気です!との事。

あとはひたすら、流れているディズニーを聞く。今何をしているのか、どんな状態なのか、意識があるものの何もわからず、何となく息苦しい。
先生が、最後に今縫ってるとこ終わったらおしまいだからねー、と声かけてくれる。この優しい先生でほんとよかった泣

AM8:00

手術終了。
夫が娘と共に病院に駆けつけてくれていた。
娘に会えて、お母ちゃんはちょっと涙目。。
一瞬だったけど、ハイタッチ出来たし、会えてよかった。

執刀してくれた先生が、「もうこれで今日4人目…やりきったー…」とぼそっと言われていた。満月の引力ってやっぱあるのかな?
てか、いつどうなるかわからない出産を扱う病院ってほんとすごいんだな。先生の数も限りがあるだろうに…。

終わってみて

こう書いてみると、本当にあれよあれよと言うまの出来事でした。

娘は26w4d。
息子は25w5d。

ちょうど、生まれるまであと100日での出来事でした。

でも、病院にタクシーで向かうときは、気持ちが焦ってたからか胎動も感じず、死産も覚悟してたので、無事に生まれてくれてほっと一安心。

入院すれば何とかなる、と思ってたけど、やはり陣痛が始まってしまうと止められないらしい。そのくらい陣痛の力は強いんだそう。

前回の検診で、子宮頸管4センチくらいあったし、今回は優秀だ!娘の入園式も行ける!!と希望を抱いてただけに、今回の出来事はショックでした。。早産2回目だし、大丈夫だと思ってたけど、バースレビュー書いてると涙が止まらなかったから、やはり心のどこかでは大丈夫ではなかったのかも。何なら、早産になってしまった親にはこのバースレビューやめてほしい…。いや、でも気持ち吐き出させるにはあった方がいいのか?2回目でも正解がわかりません…(笑)

マタニティ用の入園式に着ていく服とか買ったのにな〜。お宮参りに着て行って成仏させるしかない。

結局何が原因だったんだろうなー。
逆子じゃなければ経膣分娩で行けたのかしら。

ほんと、今回の分娩は、全て「悔しい」の一言に尽きる。
初めて娘と1週間以上離れて、子宮頸管縫縮術も頑張ったのに。
娘を抱っこするのも、お母ちゃんはお腹に赤ちゃんいるからね、と、控えて悲しい思いをさせたのに。
それなのにこの結果だった事が一番悔しい。

でも、ここまでやらなきゃもっと早い出産になってしまったのかな。
臨月迎えるのが夢でしたが、また夢で終わってしまいました。
あぁ、憧れのハッピーマタニティライフ…。
面会時間になると、楽しそうに新生児室を覗き込む親御さんや親戚の方っぽい人たちが嫌でも目に入り。ないものねだりですが、いいなぁーと思わずにはおれません。
でも、この帝王切開した体ですぐ子育てができるとは思わないですけどね!体が万全の状態で子育てできることだけが救いかな。

早産だからか、病室もはしーっこの方で、搾乳器借りに行ったりNICUまで遠い道のりを歩いたり、お水汲みに行くのも面倒だったりするけど、まぁでもこっちの方が精神安定的にはいいのかも。

途中、分娩室への通路が見えるんですが、
夜、暗い通路で座って待ってるお父さんらしき人を見るだけでも羨ましさを感じてしまう。
いいな、いいな。あー、こんな自分やだやだ。

今回は25週の赤ちゃんを取り出すのに子宮を大きく切ったそうで、2年は妊娠禁止、と言われています。
でも、今回のような大変な思いを、2人ワンオペで回しながらはきっと夫には無理だ(私が逆の立場でも絶対厳しい)。

なので、私の人生での妊娠生活はここで終了です。
せめてここに書く事で成仏させたいと思います。

もう少し胎動を感じていたかったけど、
貴方がお腹の中にいた時間はとても幸せだったよ。
娘と違って力強い胎動、びっくりした!
やっぱり男の子なんだなって思ったよ。
娘に読み聞かせしている時、必ずと言っていいほど動いてたね。きっと声が聞こえてるんだなって嬉しくなったよ。

早く大きくなって、お父ちゃんとお姉ちゃんと4人で一緒に暮らそうね。

お母ちゃんはすでに搾乳で肩バキバキだけど、お乳枯らさないように頑張るね。

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