素粒子と個人
素粒子の本(Newtonライト) を読んだら
『私とは何かー「個人」から「分人」へ』って本を思い出した.
この世界を構成する最小単位 =「素粒子」
世界の一部:「個人」も,科学の視点から見れば素粒子から出来ている.
一方で,「個人」を言葉として考えてみるとどうだろうか.
個人(individual) =「分けられない人」を,再構築するために,
あえて 接頭辞 "in" を取り除いてしまう.
「分けられる存在」 = 分人という概念を作り出し
議論を進めていくことで,個人を考える.
そのクリアカットな視点こそ,『私とは何か』の面白さなのであるが,
素粒子研究も,似たような感じなのかもしれないと思った.
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