『Inkbound』は面白いのでやりましょう
面白いです。
概要
※注:『Inkbound』には特有の固有名詞、つまり『シャドウバース』でいうところの『フォロワー』みたいな単語がたくさんあるんだけど、置換するとわかりづらいので、ゲーマーに通りの良い用語に言い換えてこの記事では書くことにしている。
最大4人までで遊べるローグライク。ターン性。似たようなゲームとしては、『Slay the Spire』ライクのマルチプレイヤーとして『HELLCARD』があった。『HELLCARD』は『HELLCARD』で「全員が2ドローしたら3人で6ドローじゃん。壊れとる」みたいなカードゲーマーらしい閃きがあって面白かったんだけど、『Inkbound』はデッキ要素がない分より直感的だし、『Slay the Spire』を通ってなくても遊びやすいと思う。面白い。
要素としては一回の冒険中にスキルを覚えたり強くしていくスキル強化的な要素と、アイテムから得られるシンボルを揃えてステータスや特殊効果を付与していく二つがある。後者のシンボル強化はおなじみ『Autochess』や『Team Fight Tactics』あたりから由来するそれで、最も近いのは『ビビッドナイト』。ビビッドナイトは3枚重ねたキャラを売り飛ばしてもシナジーが残ったけれど、プレイ感としてはあのイメージが一番近い。
『InkBound』では道中で拾ったアイテムを抽出器に突っ込むと、アイテムが壊れる代わりにアイテムが持つシナジーが2倍になって冒険中永続的に付与される。だから最終的にはとんでもないシナジーになるし、冒険序盤は2~3行動で500ダメージとかやってたところが、うまく回れば終盤には平気で20行動とか一発50000ダメージの範囲攻撃とかを出せる世界になる。
気が合う
製作者が気が合うなと思うのが、このゲームには金策とかアイテムドロップとか、そういうリソース確保系のシナジーがたくさん用意されているところ。『Team fight Tactics』は必ず毎セットリソース系のシナジーが用意されているんだけど、この手のシナジー管理系のゲームの気持ちよさはこういう金策系シナジーにこそ僕はあると思っていて、PvEならそれを存分にやらせてやろうという心意気を感じた。
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