見出し画像

感動した!

感動した。 いや
感動を超える感動をした。

競泳の池江璃花子選手が、日本選手権100mバタフライで
優勝し、東京五輪のメドレーリレーの代表に内定した。

凄い!!

最近の若者たちの会話の中で〝すごい〟という言葉が
まるで接続詞のように使われているのに違和感を覚えるが、

君こそ凄い、そして美しい。

昨年7月に、池江選手がやっとプールに戻ってきたとき、
彼女についてのブログを投稿した。

その時、彼女がある番組で話した言葉を載せた。

「よくそんなことできたなと、今は思う。『もう元には戻らないかも』
という気持ちもあるけれど、病気の方たちに『ここまで強くなれる』
と知ってもらいたい。中途半端なまま水泳を終わらせたくない」

まさに有言実行である。

優勝し歓喜と感慨が綯い交ぜになりながらのインタビューで
「努力は必ず報われるんだなと思った」と語った。

今の池江選手が言うから納得できるが、
本当は人それぞれの目標は達成できない(報われない)努力の方が
多いのではと思っている。

療養中こう話している。
「10倍も、100倍も、1000倍も大変です」

並大抵の「努力」ではなかったのだと思う。

「勇気を与える」「元気をもらう」という言葉が空疎な響きに
感じることもある今日だが、彼女のこの度の快挙には、
たくさんの方が、勇気も元気もパワーももらったことだろう。

以前のブログに書いたことをもう一度載せたい。

他人(ひと)のために、誰かのために頑張れる人は強くなれる。
メダルや順位はともかく
強くて優しい池江選手がプール(競技の)に戻って来たら
 たぶんそれだけで涙腺がゆるむ。

確かに涙腺はゆるんだ。

今朝の新聞の広告欄に彼女の言葉が掲載されていたので
紹介したい。

「今のこの瞬間を
どう生きるか、どう大切にしていくかっていうのも、
自分の人生において、
誰の人生においても、
大切なことだなっていうふうに思っています」

池江璃花子、若干20歳、〝第2の水泳人生〟
今後益々の活躍に期待したい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?