この鬼、まさにジャイアンじゃない。そして、あるライター(Writer)のNoteを読み終えたら、これ、私じゃない?!と思った。
急に現れて、腕力で人を苦しめるって、まるでジャイアン。こういう子っているよなあ、、と思いながら読んでいたら。なんと、神が鬼を騙して人々を助けた。
神は鬼を騙したのだ。
神は鬼を「ハズレ」にしたのだ。
子供の頃、この昔話を見ていて、一件落着!悪者は出ていく。と、思っていた。
今、大人になった私は、鬼の立場にいる。もちろん、暴力も振るわないし、人一倍仕事をこなす。ただ、鬼なのだ。
お局「アジア人は、肌綺麗だからねー。」
私「ねー。私も日本に帰るたびにそう思うわ〜。」
局「アジア人だったら、これやってるしょー。」と言って、中国武術 の真似をする。
私「わー、うまいね〜!!!教えて〜。」
私をアジア人という変わり種に仕立て上げようとする奴がいた。うまい交わし方を日々学んでいたが、結局、私はそこを辞めた。
ホームドクターから、これはモラルハラスメントだから、職場の上司に話すようにと言われた。でも、どうして今?逆流性胃腸炎や蕁麻疹の症状が出てまで、どうして我慢していたのか?と、聞かれた。
この問いに答えられなかった。今、一つ目の答えをNoteに見かけた。
「かけがえのない存在」になりたかった。
アジア人であるマイノリティとしての私に、この言葉は響く。
マイノリティ、日本昔ばなしの鬼、その立場に私は今いる。
だから、特別に優秀でいる事を自分に課した。
「できる人じゃなきゃいけない。何故なら私はマイノリティだから。」
Biografiearbeitを通して、この呪縛から解放されつつある。今日は半年ぶりに、楽器に触った。交響曲のメヌエットの序奏は、すでに始まっている。
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