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第0話 はじめに

プロローグ by秋元

「いまやっていることはシンプルで、『何か』っぽいから、勢いとかノリでやってると思われるんだけど、全然そうじゃなくて、経験に基づくロジックがあって、最初に販売したケンガンとミクロンTも、その後の商品も全てそう。ロジックと言っても大した事はなくて、要はウラをかいてるだけで、それは簡単に模倣出来る。じゃあどこで差別化というか、個性を出していくかは、例えばLUNA SEAとかスターウォーズとか、好きな物事への過剰なリスペクトやオマージュとか、そういう偏った思考を落とし込んでいくわけなんだけど、でもそれは初音ミクが好きな人には関係ないから、いい塩梅になるように商品なり、写真なり、打ち出し方なりを調整します。だから、キャラグッズ的な思考でも、アパレル的な思考でもないんです。LUNA SEAの曲に置き換えてるだけですね笑」

社名の由来

 社名の由来、CHORD(コード)は、音楽の和音を意味しています。“ギターのコード”となど言われればピンとくるかと思います。
 1つの音だけを聴くととても良い音だけど、2つだとどうも不気味な音になってしまう。たとえば、ドレミの「ド」と「レ」。一緒に奏でるとどうも不気味。しかしそこに「ソ」が加わり3音になると、Csus2のコードできれいな和音に。

 音=人と考えてみても、きれいな和音を奏でることもでき、不協和音になってしまうこともありますよね。あの人とは相性が良いし、うまくいく。でもこっちだとなんとなくうまくいかない…。等。不協和音が悪いというわけではありません。和音(コード)は先述したCsus2だけでなく、C7にも、Cマイナーにもなりうる。いくつもパターンがあります。和音でも不協和音でも、そこから新しく生まれる「何か」にも着目して、それのもつ可能性を広げていきたいと考えています。

 このCHORDのnoteではそんな私たちがコードを奏でてきた、これから奏でていくアニメとのコラボアイテムや、オリジナル商品の製作裏話、撮影秘話などをご紹介していきたいと思います。

大切にしていくこと

 さて、会社を語る上で欠かせないのが、以前勤めていた会社での経験です。
 まず1つ目は「議論をする」。なんでも議論します。PDCAの量がとても多いのです。なんでもチームで各々の知識・熱量をもって議論。そしてその中で生まれたわからないことは社内であろうが、社外であろうが、すぐわかる人・できる人に質問します。餅は餅屋。
 なぜ議論をするか。自分の考えに自信がなくて背中を推してほしい時、多様性が欲しい時、さまざまです。

 そして2つ目は徹底的に考えること。どうやったらプロジェクトが盛り上がるか、SNSで話題になるか、ファンの心をつかむには、プロジェクトに関わるすべての人たちがどうしたら「実績」にできるか。そして、どうしたらそれを「利益」として享受できるか・・・なんでも考えます。よく考えたうえででた答えが決して正解ではなくても、実践する価値は大いにあります。

 正解じゃなかったら、また考える、議論する・・・。もちろんそれ以外にも得たものはたくさんありますが、この2つは、今のCHORDでも大切にしていることです。

秋元
株式会社CHORD 代表取締役
http://chord-web.jp/
https://echoecho.thebase.in/

なかむら
秋元氏から話を伺い、noteを書く人。


CHORDのnoteを書く人、なかむらについて

30代半ば女。
幼稚園教諭として5年弱働いたのち、WEBデザイナーを目指し一念発起。いろいろな企業を転々としていくなかで、コーディングが理解できなくてWEBデザイナーにはなれないことに気付く。その後入社した会社で販促・広報・広告宣伝を担当し、なんとなく自分の“得意”を見つける。結婚を機に退職し、現在に至る。

ひょんなことから下北沢のシェアハウスで暮らしたことをきっかけに、その街に魅了され、長居するつもりはなかったのに、かれこれ9年近く下北沢界隈で暮らす。
Nikon1J5を持ち歩き、うまく撮れるようになるといいなぁと思い早4年。休日は友達とカメラを持って出かけたり、美術館に行くことが好き。月に一度は美術館へ赴く。外出することが好きな一方、家の中で一日中こもって過ごすのも好き。映画を見たり、動画を見たり、漫画を読んだり、とだらだら過ごす晴れの日が最高に楽しい・・!

好きなもの:ハロ―プロジェクト、美術館、スープカレー、下北沢、寺社仏閣、歴史、お笑い芸人、散歩、写真
苦手なもの:算数、わさび、からし、マヨネーズ、暑すぎる夏



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