人生に失敗なんてない
読んでくださり、ありがとうございます。
4月になり新社会人を街で見かける機会が増えました。
オフィスにも新人が入ってきて、「仕事への覚悟がたりーーん(# ゚Д゚)」なんて世の老害のようにイライラすることが増えました。
でも考えてみると、自分も新社会人の時があったのですよね。しかも、かなりダメダメな社員。そこで新社会人の当時を振り返りながら、28年前の新卒だった自分へ手紙を書いたので共有です。
仕事は全くできないダメ社員
アメリカの大学を卒業した自分は1996年4月に酒造メーカーに就職したね。配属は「商品企画部」。
花形部署に入れてうれしかったけど、仕事は辛かった😥
国産ワインの開発担当だったけど、醸造経験豊富な副部長とトップ営業だった課長の下で、何をしたら良いのかまったくわからず。毎日会社に行くのが苦痛だったね。
アメリカの自由な環境から、酒造メーカーという日本でもガチガチな雰囲気になじめなかった。社員が普通に使う「お疲れさまです」という挨拶にも反発するひねくれ者。
今なら「文句あるなら、まず仕事で認められてからにしろ!」と自分に言いたい新社会人でした。
仕事よりも遊びに夢中だった
アメリカ留学の5年間は南部のド田舎だったので、東京での暮らしはとても刺激的だったね。朝までクラブに遊びに行ってそのままオフィスに行ったり、バイク免許をとってキャンプ道具を積んでツーリングをしたり。
週末は仕事のために勉強…なんて思いはゼロだった。不思議だけであれから28年。今の方が週末は勉強しているよ。
失敗が今の自分を作っている
今から考えてもダメダメすぎて隠れたくなる社員だったけど、人生に無駄なことはひとつもないから安心して。
花形の「商品企画」は半年で首になり経理に左遷されるけど、おかげで数字に強くなり、いまでは”数字につよいマーケター”になることが出来ました。
一緒にクラブに遊びに行ったご縁から、ステキな奥さんも見つかりました。
バイクでツーリングに行くことで、ひとりで新しい土地を旅する楽しみも知りました。
何を言いたいかと言うと、人生に失敗なんてないのです。新社会人の自分に伝えたい。その時は失敗や無駄なことだと思っていても、それらの経験ってどこかで活きてくるんだよね。
だから、失敗しても気にせず、やりたいことにドンドン挑戦してください。
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