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好きがとまらない18号  金時草

出会いは農作物直売所。
『加賀野菜』とのPOPと共に、パックが置かれていました。

立ち止まって手にとって見ると、レシピも付いています。

食べてみたい…。

パックを握りしめてレジに持って行くと、直売所のお兄さんから「加賀野菜入荷って珍しいですよね〜。」と声をかけられました。
思わず、「はい‼︎ 初めて見たので、食べてみたいと思って〜。」と返事。

食いしん坊丸出しコメントですが、そのとおりなので、躊躇なく(笑)。

で、家に帰り、レシピを確認。
超簡単‼︎ すごい‼︎ これで美味しく食べられるなら、超ラッキー‼︎

レシピ通りに再現しました  ↓酢の物

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レシピを見ながら作ったので、ところどころが濡れて、文字がにじんでしまいましたが、それもご愛敬。やさしい味に仕上がりました。

食べると、口の中でシャキシャキ・トロリン。飲み込むと、フワリと鼻に青くさい苦味が抜けます。まさに、大人の味。

加賀の落ち着いた旅館で、お通しとして出されたら、「味覚も大人になりました。」と、普段は絶対しない、たおやかな表情を浮かべられそうな味。

そして、茹で汁がまた、きれいなんです〜‼︎

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澄んだ紫。この茹で汁で白い布を染められるんじゃないかと思う発色。  染色の技術がないことが、くやまれます。


『加賀野菜』その名前は聞いてはいましたが、調べたら色々あるのですね。興味が出ると情報を気軽に手に入れられるのも、文明のなせる業。

「金時草」の漢字を、今の今まで「きんときそう」と読んでました。「きんじそう」なの!? 

確かに「きんときそう」を漢字変換すると「金と競う」ばかりが出て、めんどくさいなと思ってました。「きんじそう」→「金時草」で一発変換完了。


和名は「水前寺菜」・寒暖差が大きい地域で夜露がまだある明け方に収穫etc

初めて知ることばかりです。栽培農家の方のご苦労もしのばれます。

で、「知るって楽しいなぁ」と思いつつ、色々なサイトのページを開けてみていたら、ゆで汁で金時草ゼリーを作ることができたことを知る……。

流しちゃったよ。さっきのゆで汁…。寒天も砂糖もレモン汁もあるのに…。

あぁぁ…。

先に調べておけば良かった………。



次回、めぐり会った時は、是非!!



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