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choroのエッセイ

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自由に気ままに、ふと思ったこと・心に残ったことを書いたnoteです。
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2018年11月の記事一覧

「生きてるだけで、愛。」〜映画館でのできごと〜

「重い内容の映画だろうな〜」と思ったので、 今回は座席の予約もかなり慎重に・・・ 他と離れている2席のうちの1席を予約。 (この時点で隣は空席。よしっ!) 当日はじっくり一人の世界に浸って鑑賞するつもりで席へ。 ところが・・・ 上映寸前、紙袋を提げた女性が隣の席に。 (えっ?他の席も空いてるのに、ここ選ぶ??) それから上映までの間、知りもしない隣の女性について、 イロイロ考えた。 (気が利かないのかな?) (想像力が欠けてるんじゃない?) (自分のことしか考えてないん

「5㎝くらい切って欲しい」って言われてその通りにしない美容師

私は仕事が好き。 仕事に駆られている人も好き。 そういう意味で私のカットを担当してくれている、 美容師さんの仕事ぶりが好き。 美容師である彼女には 『いま見えてないモノまで見えている』 お客さんの普段の生活・・・ お客さんの性格・・・ お客さんの今後の予定・・・ お客さんのまとっている雰囲気・・・ 「5㎝髪を切って欲しい」と言われたとして・・・ 額面通り受け取らないのが彼女のやり方。 『見えていない気持ち』まで推察して、 仕上がりを考える。 そこにどんな意味があるのか?

noteでよかったこと

noteは自分そのものになれる場所 小説「空白を満たしなさい」(平野啓一郎)の中に、 「分人」という考え方がでてくる。 分人とは・・・ 母親といる時の自分・・・ Aさんといる時の自分・・・ B先輩といる時の自分・・・ それぞれの人に対して、 それぞれの自分の顔がある。 という考え方。 noteに文章を書いている時の自分は、 「誰々といる自分」(分人)ではない状態で 気持ちを表現できる場所だと思う。 だからきっと他の人のnoteを読んでいても、 心に刺さるんだと思う。