マガジンのカバー画像

choroのエッセイ

207
自由に気ままに、ふと思ったこと・心に残ったことを書いたnoteです。
運営しているクリエイター

2019年8月の記事一覧

「〇〇しないように!」って言われると「〇〇してしまう」心理

[急ぎではありません。]と 記載のあるメールを受け取った。 でも内容は超急ぎと思われる。 [急ぎではありません。] をなぜあえて文末に?? メールの発信者が切れ者なので、 意味があるんだろうなと思った。 [急ぎではありません。]を入れることで、 ソフトな感じを与えつつ、 読み手の頭に[急ぎ]の文字が残り、 結果急ぐことになる… そんな心理に訴えているのかな?? (本当に急ぎだったのでこれはOK) この件、深く考えると… いろんな人の言葉、 いろんなところからの文字情報

「気持ちファースト」で上手くいく

物事が上手くいかない時は、 「何かに自分を合わせる」ではなく、 「自分の気持ちに合わせる」 にシフトしたら上手くいくと思う。 何で改めてそんな風に思ったか? 性同一性障害の治療はその昔、 体と心が一致していなければ、 体に合わせるが主流だったとのこと。 ところがこの治療が全く上手くいかず… 「いっそ治療法を逆にしたら?」となり、 体ではなく心に合わせることに。 (体が男性で心が女性なら… 女性に近づける治療) これがとても上手くいった。 この話が忘れられず、 ”心に合

金沢21世紀美術館(メインじゃない施設の趣)

言わずと知れた人気の美術館。 まずはメインの部分から。 ガラス張りの美術館は涼しげで夏に嬉しい。 メインから外れ… 交流ゾーン(敷地内)にある茶室とお庭 ひっそりとして人もまばら。 絵画鑑賞の合間に、 ここでゆっくり考え事をした。 21世紀美術館を人に例えると… 「スイミング・プール」みたいな、 よく知られた作品が、その人の表面の部分。 一方で誰もが心の中に、 この茶室みたいな部分があるのでは? そこに触れるのが好き。 美術館に隣接する『金沢能楽美術館』。 こちらもひ

【茶道】日常生活こそお稽古!?

茶道って・・・ お茶の泡だて方を教わるんじゃないの!? 習い始めたばかりの時の感想。 お茶を点てる前に、 茶碗を温めたり、 茶筅を清めたり、 事細かに手順が決まっている。 ところが・・・ いざお茶を点てる段になると、 「あとはサラサラっとね。」 と言われるだけ。 (えっ?美味しく点てる方法、 教えてもらえるわけじゃないんだ。) と驚いた記憶がある。 では何を教わるんだろう?? 何年かお稽古を続けたある日、 先生が私のお点前を見ながら、 「今日は何か気がかりな事がありま