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choroのエッセイ

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自由に気ままに、ふと思ったこと・心に残ったことを書いたnoteです。
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2023年6月の記事一覧

メチャ硬そうなビルも「つついてみたら紙かもしれない」

モテ本に傾倒していた頃『大好きな人が振り向いてくれる本』っていうのを読んだけれど、その中にいまだに思い出すフレーズがあります。 「つついてみたら紙だった」 「絶対穴なんてあけられないと思っていたビルが、実は紙で…つついてみたら簡単に穴があくかもしれない」っていう考え方です。 そこに著者のANNAさんのエピソードが添えられていました。 モテモテで素敵なある男性のことを「彼のようなタイプは私を好きにならない」と経験上知っていたので、あきらめていたが… ある日酔ったいきおいで

わたしにとっての谷崎潤一郎『陰翳礼賛』

抹茶のお稽古にて 突如として… 釜の中のお湯の薄暗さに気づく お茶入れの中の抹茶は杉林を連想させる 薄暗い杉林 お濃茶を点てれば 茶碗の中のお茶が艶のある沼にも見える ふと床の間に目がいく 他の場所より小暗い場所 その小暗い場所にムクゲの花 大輪の白がそこだけ明るくする ー今日は調子がいいー いつも見えていなかった物が見える 点て方の手順ばかりに気を取られて 見えていなかった物が見える 『陰翳礼賛』を読んで物の見え方が変わった 毎回お稽古の前に一節でも読んでから行こう

インドア派だけど【夏感】が好き

夏が好きです。というか、【夏っぽい気分】を味わうのが好きです。去年は【夏感】がイマイチ感じられなかったので_今年は梅雨のうちから夏に思いを馳せています。 **ここからココロの中のつぶやきです** カラフルなカップ入り綿あめ買おう 『海がきこえる』を観よう ジェルキャンドル灯そう かき氷を食べに行こう 夏っぽい小説読もう ワンピース買おう サンダル買おう **ムードが盛り上がってきた** 一足お先に夏っぽいイヤリング買いました。 海洋プラから作られたモノですが、 【いびつち

大切なことはすべて『メルカリ』が教えてくれた

「片付け祭り」の流れで、とうとうメルカリに手を出しました。この1カ月は、わたしにとって「メルカリ祭り」でした。 やってみての気づきをココに記します。 まず、わが家の不用品を閉じ込めていたダンボールを解き放ちました。(長らく見て見ぬふりをしていましたが…) とにかく写真を撮りまくり、勢いにまかせて出品。 これまで狭いダンボールに閉じ込められていた物たちが、活躍すべく購入者の元へつぎつぎと羽ばたいていきます。 ハタと思いました。【これって人にも言えるかも】 多くの人が