入院生活① (潰瘍性大腸炎)

前回の記事の通り、潰瘍性大腸炎になった私は緊急入院をする事となりました。現時点(2022年9月)ではまだ入院中ですが、入院生活や治療の遷移についてまとめて記載していきたいと思います。

概要

今回のノートでは入院1日目〜13日目までの間の症状や投薬内容をまとめてます。
結論としてはステロイド投薬をするものの、そこまでの症状改善がみられず、レミケードの投与を開始しています。
その間の排便回数や、下血の状態、CRPの値など情報をまとめています。

当時、他の人の場合に「薬を投与してからどのくらいで効果が出るのか?」「判断にどのくらいの時間を要したか?」と言った時系列の情報を、私は血眼になって探していた為、皆さんの参考になれば幸いです。(あくまで私のケースとなります点、ご了承ください。

入院1日目 入院開始

入院初日は潰瘍性大腸炎の発熱もあったので、念の為PCR検査及び検査結果が出る翌日まで個室に隔離入院となりました。
検査などがあり、部屋に入室できたのが22時を回っていました。点滴を繋ぎ水分を入れたのみで、投薬等はありませんでした。

CRP 8.46

投薬
なし

排便回数
30回以上

下血
50%以上

食事
絶食

入院2日目 治療方針①ステロイド

ステロイド錠剤の投薬が開始されました。ステロイドを投与した直後は症状が和らぎ楽になったのを鮮明に覚えています。
またコロナ陰性の結果が出た為、14時ごろに病棟を移動しました。
その後大腸の内視鏡を実施し、潰瘍が深く穴が開きそうな状態である事が確認されました。
主治医からは、穴が空いたら緊急手術と言われ恐怖を覚えた事を鮮明に覚えています。

投薬
ステロイド、朝6錠、昼4錠
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬

排便回数
30回以上

下血
50%以上

食事
絶食

入院3日目 ステロイド投薬

潰瘍が深く炎症をひどい為、まずは症状を抑える為ステロイドを多めに投与する方針となりました。この日からは点滴で毎日10時からステロイドの投与が開始されました。
この日は腹痛がひどく15:40ごろに一度痛み止めも点滴です投与してもらいました。

投薬
ステロイド(点滴) 100ml
痛み止め
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬

排便回数
30回以上

下血
50%以上

食事
絶食

入院4日目〜7日目 方針再検討、難病申請

その後3日間(4、5、6日目)ステロイドの投与を実施しました。体感の症状は非常に楽にはなっていたものの、血液検査の結果、改善は見られていませんでした。
ステロイドによる治療は長く続けるものではないという事で、一旦ステロイドを利用した治療方針は停止し、レミケード投与による治療に変更する方針となりました。
ただ、レミケードは非常に高価な為、難病申請が必要とのことで、妻に申請用紙の準備をしてもらい、お医者さんに渡しました。
こういう時、助けてもらえる人が近くにいるのはありがたいですよね。本当に感謝でした。
流れとしては下記の通りでした。

6日目:
難病申請書を妻にて記載、主治医に提出
主治医にて難病申請書記入

7日目:
難病申請書を主治医より、妻が受け取る
保健所に提出(このタイミングまで遡って補償を受けられるとこのとです)


CRP 4日目4.80、6日目4.71

投薬
ステロイド(点滴) 100mg 6日目まで、40mg 7日目から
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬

排便回数
30回以上

下血
50%以上

食事
絶食

入院8日目 中央静脈カーテル挿入

長期間絶食が続いているので、より高い栄養を身体に取り組む為、中央性脈カーテルを挿入しました。
突然だった為、非常に恐怖だったのを覚えています。対応頂いた方は経験豊富のようでしたが、腕の点滴箇所を握ってくるなど、経験ゆえに雑に扱われたのも恐怖でした。。。
ただ、結果として何事もなく終わり、以降はカーテルからの点滴が開始となりました。

投薬
ステロイド(点滴) 40mg
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬
インストラクタポス(100ml)
エルネオパNF 2号(1000ml)

排便回数
30回以上

下血
50%以上

食事
絶食

入院9日目 レミケード1回目

難病申請を保健所に提出したので、本日からレミケードの投与を開始しました。(難病申請を提出した日に遡って払い戻しが可能です)
副反応がある可能性があるということもあり、6時間かけて点滴を実施しました。結果としては、特に副反応/アレルギー反応はなく点滴が完了しました。
レミケード完了後は、症状としては特に変化はありませんでした。若干血便が減ったかな…?という程度だった気がします。

CRP 3.47(レミケード前の採血)

投薬
レミケード
ステロイド(点滴) 40mg
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬
インストラクタポス(100ml)
エルネオパNF 2号(1000ml)

排便回数
21回

下血
50%以上

食事
絶食

入院10〜12日目 様子見期間①

レミケード投薬後、自覚症状として大きく変化はありませんでした。減量中のステロイドを10時ぐらいに投与すると、その後19時頃まで非常に楽な状態になりました。が、19時を過ぎるとお腹が痛くなり、下血するというループが発生してました。。。
自分にはレミケード効かないのではないか?と非常に不安に感じ、精神的に辛かったのを覚えています。

投薬
ステロイド(点滴) 40mg 10日目まで、30mg 11日目、12日目
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬
インストラクタポス(100ml)
エルネオパNF 2号(1000ml)

排便回数
20回程度

下血
50%以上

入院13日目 血液検査結果の変化

レミケード投与後、初めての血液検査の結果が出てきました。
自覚症状は変わらなかったのですが、CRPの値が0.38まで下がっており、血液検査の結果としてはレミケードの効果が見られていました。
あとは排便回数、下血の数が減らせればという話をしていたところ、お医者さんから本日から下痢止めを処方されました。

投薬
ステロイド(点滴) 20mg
ビーフリード(1000ml) 栄養補給
タケキャップ(10mg) 胃薬
インストラクタポス(100ml)
エルネオパNF 2号(1000ml)
フェロべひん配合錠
ダンキン酸アルブミン
アドソルビン

排便回数
15回

下血
50%以下



入院の経緯は次回に続きます!

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