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大好きな合唱団がもうすぐ来星

こんにちは、いかがお過ごしでしょうか?日本では台風14号が上陸。被害が大きくないことを願っています。地震も台風もないシンガポールで暮らしてみると、日本の自然災害の多さを思い知らされます。

さて、本日は私が大好きな合唱団 Batavia Madrigal Singers のご紹介です。うれしいことに、もうすぐ来星して演奏会が開かれるんです。(星=シンガポール)

トップとこちらの画像は、演奏会チケットサイトより。 https://www.sistic.com.sg/events/batavia0922

こちらはインドネシアの合唱団です。私がBatavia Madrigal Singersを知ったのは、1969年から毎年スペインのバスク地方 トロサで開かれる、トロサ国際合唱コンクールでした。2019年、現地にこのコンクールを聴きに行ったら、Batavia Madrigal Singersが出場していました。欧州の合唱団の演奏が続き、やっぱり体格に恵まれてると声量も響きも違うなぁと思っていたら大間違い。昨年の受賞団体とあって、Batavia Madrigal Singersがステージに出てくるや否や客席は拍手喝采。そして演奏は、客席のものすごい期待と熱気を上回るような、圧倒的な演奏でした。この演奏で、私はすっかりファンに。そのときの演奏はYouTubeで観ることができます。赤が映える衣装もすてきなので、よかったらご覧ください。

シンガポールに住んだら、隣国インドネシアに行って、現地でBatavia Madrigal Singersの演奏を聴きたいと思っていました。でも、インドネシアまで足を伸ばすにはなかなか予定が合わなかったり、演奏会はチケットが即日完売だったり、インドネシアでの演奏会はwebサイトが英語ではないので言葉のハードルが高かったりで、なかなか希望が叶いませんでした。

このインドネシアでの演奏会。演奏会があることを知って、行こうかなぁと思ってたら、チケットが即完売していました(泣)。そして、アルファベットだし英語と似ているから一見読めそうだけど、文字が読めません…。

2022年6月に出場したEuropean Grand Prix for Choral Singingでは、Toyotaka Tsuchida作曲の“春風”を演奏。Batavia Madrigal SingersのYouTubeチャンネルで聴くことができます。日本語曲でも表現が美しいし、日本語の発音もきれいだなぁ。来星演奏会では

Language
English, Indonesian, French, Latin and Spanish

となっていたので、この曲の演奏は無さそうです。残念。

尚、European Grand Prix for Choral Singing 2022ではBatavia Madrigal Singersが受賞し、トロフィーを受け取っています。いい写真!

海外の合唱というと目線は欧州に行きがちでしたが、すばらしい演奏をする合唱団がアジアにはあるんだなぁと、ここ数年で知りました。インドネシアは元々音楽が盛んで、民俗音楽もすばらしいと聞きます。リズム感や音の捉え方、ハーモニーや表現など、合唱がすばらしいのも、そこに由来があるのでしょうか?

Batavia Madrigal Singersの演奏会と、今後の活躍が楽しみです。

おまけ

チャイナタウンの大通りには、中秋節の飾りがまだ残っていました。うさぎがモチーフなのは、日本と一緒ですね。中秋節の日は、カレンダーを見ると十五の表記。

「日本でもこの日は十五夜というんですよ」
「same lah~(一緒だね~)」

なんて会話を先日しました。語尾にlah(ラー)を付けるのは、シンガポール独自の英語「シングリッシュ」の特徴です。

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