見出し画像

日本にいる間も練習継続!必要に迫られて、タブレットで電子楽譜デビュー

こんにちは。現在、少し長めに日本に帰国しています。

先日受けた合唱団の入団オーディションに通り、合唱団の新シーズンがちょうどはじまるこの時期。最初から練習に参加できないのが申し訳ないなと思いながら、事情があってしばらく日本に帰ることを指揮者や合唱団メンバーに伝えると、”See you when you come back!” と、こころよく送り出してくれました。うれしいな。このひとことにほっとします。

練習する曲の電子楽譜や参考音源などの連絡は来ているので、「帰国中になるべく音取りは終わらせて、復帰後は指揮者のレッスンに集中できるようにしよう!」と、練習に参加できないあいだは自主練をすることにしました。

ということで、今回は自分で練習する環境を整えるお話です。こういうことには素人なのですが、意外とスムーズに行きました。もっといい方法あるよ、という方、よかったらコメントなどで教えてくださいね。

今年も桜が見られてうれしい!散り終わる前に帰ってきました。

WhatsAppをパソコンで使えるように設定

まずは、楽譜や音源、パート分け情報を把握するところから。最近、連絡が多くて、把握しきれなくなってきていました。

WhatsAppとは、シンガポールで主流の無料メッセージアプリです。ほかの国々でも、LINEより主流な印象があります。電子楽譜や参考音源、divisiのメンバー分け(divisiは1パートがさらに分かれること)など、合唱団内のお知らせは、WhatsAppで連絡が来ます。見やすいように、パソコンでもWhatsAppを使えるようにしました。

参考にしたのはこちらの記事。

記事に沿ってやってみたところ、WhatsAppのアプリをパソコンにインストールし、スムーズにWhatsAppのスマホとパソコンを同期できました!

パソコンで見るWhatsAppのアプリ画面

これで、次々に来る情報を見やすくなります。歌う曲が何曲あるか、どの曲の音源は見つかっているか、どの曲はメンバーが自主練がてらMuseScore音源を作ってくれているか、ようやく把握できました。

みなさんの合唱団では、団内の連絡にどんなアプリを使っていますか?使っている端末は、スマホでしょうか?スマホは手軽だけれど、スマホの小さな画面だとどうも見にくい、というときは、パソコンと同期させてみてはいかがでしょうか。

つづいて、いよいよ譜読みです。ドライブに入っている電子楽譜を見たところ、楽譜は11曲 合計約200ページ。書き込みをしたいからコンビニに行ってプリントアウトしようかな、と思っていましたが、そんな気持ちがくじけそうな量です。印刷・製本した楽譜が練習で配られる予定ですが、次回練習までなにもしないのは時間がもったいない。

電子楽譜アプリをパソコンに設定

気を取り直して、ここは電子楽譜アプリを使いはじめるいい機会と考えることにしました。

実は先日、ノートパソコンが壊れてしまい、Surface Pro 9に買い替えたばかり。シンガポールで合唱団に参加してみたら、多くのひとがiPadで楽譜を見ていて、自分も電子楽譜を使ってみたくなりました。iPadを買おうかなと思っていたけれど、ちょうどノートパソコンを買い替える必要が出てきたので、ノートパソコンとしても、キーボード部分を取り外してタブレットとしても使えるSurfaceにしたのでした。

Surface Pro 9。音質がいい気がして、音源はBluetoothスピーカーやイヤホンから聴きます。
ホームオフィスならぬホーム練習場環境です。

電子楽譜アプリを選ぶときに参考にしたのは、「魅せるIT編集部」のこちらの記事。

無料で使えるPiascoreを使いたかったけれど、Windows OS版のアプリがないようだったので、有料のMobile Sheetsを使うことにしました。Mobile Sheetsのアプリを購入・インストールし、画面を開くとこんな感じ。

マニュアルもありますが、なんとなくGUIに沿って楽譜をインポートしてみます。DropboxやGoogleドライブ等、インポート元を選べるんですね。便利!

感覚的な操作で、今回歌う曲11曲分の楽譜を無事インポートできました!よかった、よかった。約200ページをプリントアウトすると思うと、白目を剥きそうでした。

アプリ上で楽譜を開いてみます。今回歌う曲はdivisiが多いので、自分のパートをハイライトしたい。そう思ったら、ラインマーカーで色付けすることができます。ペンの太さ、色、色の濃さを選べるので便利です。やり直しも簡単。画像では楽譜の内容を白く消しましたが、こんな感じです。

タッチパネルを指で操作したり、Surfaceと合わせて購入したタッチペンを使ったりして、紙に文字を書く感覚で、ペンで書き込みすることもできます。

電子書籍と一緒で、紙の場合だとページの厚さから感覚的にわかる「全体のボリューム」、「全体のうち、今何割くらいのところにいるか」が把握しにくいのが難点ですが、今のところ、ほかに不便はありません。

譜読みができる準備が整ったところで、今回はここまで。使い続けてみて、気づいた点があれば、またご報告しますね。では!

ふだんはアルトですが、今回、はじめてソプラノ下(S2)を仰せ付かりました。耐衝撃ケースも付けて、準備OK!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?