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Tanaka光学の50ミリレンズの実力にちょっとびっくりしたな 🐥10/30🐥

Tanaka光学は1950年代後半にはアメリカ市場でなかなか人気のあるカメラとレンズだった。その名前はTanackと言うのである。アメリカ人と言うのは日本のようにカメラをブランド品としては捉えていない。当時はまだ一眼レフになる前の段階であるから標準的なカメラは35ミリのレンジファインダであった。それで純正のライカカメラの場合は標準レンズがついて300ドル弱と言うところであろうが、田中光学のカメラは標準レンズ付きのライカタイプの本体にさらに広角レンズと望遠レンズを加えて300ドルよりもちょっと安いと言う価格設定になっていた。こういうのはアメリカではマーケティングの勝利なのである。

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