見出し画像

クラシックiPhoneクラブをつくりました

iPhoneを1番最初に使い始めた動機についてはよく覚えている。2002年頃のリコーの新製品発表会の会場で私も参加したのだがその隣に座っていたのがさすらうさんであった。

彼はいわゆるモバイル物には詳しい人なのだが登場したばかりのiPhone G3を使っていた。それで私が感心したのは前の日にiPhone G3を地面に落としてガラスが割れてしまったのだがそれでも構わずに使っていてガラスで指を切って指が血だらけなのである。何か軍国美談のような感じだね。

iPhone 3の頃に何が話題になっていたかというと今ではお笑いなのであるが黒川紀章さんの息子さんもiPhone G3を使っていて撮影した画像をすぐ第三者に送ることができると言うことで、そのレベルでワクワクしていたのだから懐かしい時代である。

それで私もiPhone G3を使うようになったがほとんど役に立っていなかった。本格的にiPhoneを使うようになったのはその次のジェネレーションの4ではなくてさらにその次の5である。

iPhone4に関しては私はずいぶんいろいろなところにエッセイを書いたのだがそれはiPhoneジー4が出たときにスティーブ・ジョブズがこの新型のiPhoneはクラシックライカのように美しいといったことだ。スティーブジョブスの本音はわからないけれどもよく言ったものだと思う。

その後iPhone5から本格的に使うようになったがその理由はテザリングができると言う事だった。これが15年近く前の話であって、当時は外を歩いていてもただ漏れ電波等はどこにもないので自分で電波の発生の本を持ち歩く必要があったのだ。

その後iPhone sixを使うようになってかなり時間が経ったがそれも壊れてしまったので数年前に家人が使っていたiPhone SEをお下がりでもらったのである。家人のほうはアンドロイドとか言う私からすると知らないブランドを使うようになった。

iPhone SEを使うようになった犯行の動機は古い友人の野々宮が登場したときに第一世代のSEを使っていたのでそれを真似したのである。

それで私と私の周辺がiPhone SEを使うようになったのだが、この間ギャラリーバウハウスのトークをやったときに野々宮が来てくれて彼の使っているのを見たらiPhoneの13とか14とか言うような最新型であった。彼はアメックスのグリーンカードをずっと使っていて私はそれに影響されて私のプラチナカードから2段階を落としたりしたこともあったのでこれはなんというかシンプルなiPhone SEを使っている飲み屋がいいと思っていたので友人に裏切られたと言う感じですね。

それで思ったのであるが、クラシックiPhoneユーザクラブの設立をここに宣言するものである。共産党宣言みたいなものだな。

田中長徳のカメラノートは定期購読者募集中です。頼りになるのはあなただけ

ここから先は

0字
カメラの過去現在未来のトレンドをお知らせします。毎日更新。毎月30本から31本読めます。頼りになるのはあなただけ!

カメラで本気出す。カメラに本気出す。ついでに写真芸術にも本気出す。2001年5月からスタートしたチョートクカメラ日記です。webマガジンは…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?