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新・乃木坂スター誕生#18が超楽しかった

本編

普段なら「はじめに」から章立てて「おわりに」と書いているものの、今週の5期生スター誕生にどうしてもやられてしまった(より正確に言うならば脳を溶かされてしまった)ので、その痕跡を残そうと思います。それではどうぞ。

<なんか、楽しかった>
何だったんだろう、幻でも見ていたんじゃないか、という時間でした。アニメソング特集だったから?知ってる曲をドンピシャでやってくれたから?メンバーみんな可愛かったから?たぶんその全部にプラスして以下のポイントがあったからなのかなとか。

・メンバーが楽しそうだった
和ちゃんとてれぱんのアニメ大好きコンビが本当に楽しそうでこちらも嬉しかった。Huluメイキングでコネクト組、ハルヒ組をひな壇で見つめる和ちゃん、笑みがこぼれ落ちてしまって頭抱えているムーブがオタクのそれでとても良かった。てれぱんの「池田瑛紗の憂鬱」のそのまま2次元から飛び出てきたかのようなビジュアルと当人のキャラクター性にそれだけでも撃ち抜かれてしまっているのはやまやまなんですけど、当人自身が原作のファンなので「自分で自分が許せない」とまで言ってしまうのもめちゃくちゃオタクですき。やはり迸る熱量の伝搬が熱狂を生むんだな、と実感しました。お願いマッスル:井上和&串田アキラ氏という座組サイコーすぎる。

・アニメソングという題材
アニメ主題歌はこれまでも何度かやってきたと思いますが、ガッツリキャラクターを下ろしてのパフォーマンス形式はおそらく初だったと思います。アニメファンとしての側面を強く持つ和ちゃんや瑛紗ちゃんはキャラクターと自身の比較というオタクとしての苦悩(?)も抱えていたような気もしましたが、メンバー全体としては素の自分にひとつ虚構のレイヤーを乗せたような形式になったことで逆に自由度が高まっていたというか、いい意味で弾けられてたんじゃないかなと思います。もしくは「演じる」というひとつ別の次元のタスクも課されていた状態ともいえるのかなとか。5期生ドラマ観たいですねいつか。サム猿みたいな感じで2チームで分けても良いかもしれない。
ともあれ画面上で起こっていることは「歌うまっ」「かわいい、、、」「なんだこのカオス」の繰り返しなので脳内物質いちばん出ていた回でした。楽しかった。

・この楽しさの既視感
そう、2019年〜2020年にかけてのひなあいにおけるカオス、2020年末のひなあいにおけるアンガールズ田中ドッキリ回、そこさくでの大沼前傾姿勢、あの辺りに匹敵するブチ上がりがそこにはありました個人的に。「どうなっちゃうんだ〜〜???」という不確実性、そこから出力される面白さやパフォーマンス、かつて観ていた「うたばん」みたいな感覚もありました。だけど主軸はあくまでも5期生でありパフォーマンス。かつほぼデビュー直後からバックアップしているという補助線によりメンバーはパフォーマンスについて学び、私達はメンバーについて知ることができる。うれしい、たのしい、大好き!という。歌ってみてほしい曲とかは色々在るけれども、そういうのが来る来ないに関わらず毎週の楽しみになっているので、そろそろ2クール目も終わりに近づきましたけど、もう2クールは最低でも続いてほしいなあと思ってます。

あと本編エンディングの恒例コント、てれぱんミュージカルなので必見です。

※そしたら来週ゴマキがスペシャルゲストで全俺が死んでいる、たぶん番組のターゲット層に私の年齢が近づいていっている証左だとは思うもののブチ上がらざるを得ない(当方28歳男性)


<5期生スター誕生の特徴>
・一人あたりの登板回数の多さ
統計的に別に厳密に取ったわけじゃないし、合流の遅れなどから一律ではないのは自明な部分があるとしても、それこそいろはちゃんだとかはほとんど毎回歌唱あるいはダンスや演奏などで何らかの形でパフォーマンスしているし、そういった経験値という意味では実戦がいちばん成長への近道なので、デビュー直後からこの場があることは有難いよなーと思っています。
4期生のそれは乃木坂どこへでありスキッツであり4期スタ誕だったわけで、期別でのホームがあるというのはうれしい。

・セット、構成、ドキュメンタリー
4期スタ誕と比較するとスタジオがより豪華になったというか、4期スタ誕が本家のそれを意識したものならば、5期スタ誕照明や音響含めてよりパフォーマンスに特化した番組への志向が伺えるなと感じてます。空間がちゃんとそれ用に「閉じている」というか。構成としても(4期スタ誕をすべては見ていないのであれですけど)トーク部分はあくまでアイドリングと楽曲パフォーマンスへの補助線の役割に徹している印象を受けます。Smash見てるとナレーションめちゃカットされているのがわかる。
あとはHuluのドキュメンタリー。TLで指摘していた人もいたけれど、画質と映し方が高いカメラ使ってる絶対。舞台裏のわちゃわちゃ、というよりは明確に5期生ドキュメンタリーとして機能しうる内容になってると思います。タイトルも「5期生の挑戦」だし(4期スタ誕が「未公開映像」だったのに対し)。ここだとゲストのスターとコラボするメンバーが直接パフォーマンスについてアドバイスを受けている様子だったり、メンバー間でのコミュニケーションによるパフォーマンスの修正、またスタッフ陣による「魅せ方」の伝授など、芸能界に生きる人として、アイドルとして駆け出しの5期生たちにはめちゃめちゃ有意義な場だなあと思います。

・オズワルドという存在
オズワルドの伊藤さんが連載している下記の記事にもあるように、オズワルドの2人はアイドルとの仕事としては5期生に先立って私立恵比寿中学とラジオをやっています。

そのエビ中とのラジオの中で2人が初めてエビ中のライブ(学芸会と題することがある)に行ったときの感想を話している回があって、普段ブースでしか見ないメンバーをステージで見たときの感想を瑞々しく本人たちを目の前に熱く伝えていたのが印象的でした(何らかの方法で聞けると思う多分)。
で、私としてはそういう前情報があったからこそ5期生スタ誕MCがオズワルドだったのは普通に嬉しかったし安心感があったといいますか。番組が始まってからも、絡む時間は正直限定的にならざるを得ない中でも、メンバーをあだ名で呼んだり個々人のキャラクターに沿ったコミュニケーションを心がけている感じでありがとう〜〜という感じです。7〜8回に1度位訪れる畠中歌唱タイム、あれ結構好きなんですよね私。畠中悠はフォークシンガーなので。

ともあれ、乃木坂としては公式お兄ちゃんにバナナマン、日テレ番組ではさらば、ぺこぱ、オズワルドだったりとの繋がりが生まれるのが楽しみ方の一つでもあるので、オズワルドも5期生と良い関係を築いていってほしいなあと思います。そしてM1も応援しております。

余談

読まなくてもいいやつです。








(小声)私はスキッツを観ていたけれど4期生のスター誕生は最近まで観たことがなく、ようやくHuluを契約して過去回をいくつか履修して今年のスター誕生ライブに臨んだ、という経緯があります。ちゃんとリアタイしてるのは5期生の新・になってからです。なので4期生のスター誕生も最初見るときはなんというか局的に肌に合わないかもな、という一抹の不安を抱えながら再生ボタンを押していて、そしたら案の定制作側のノスタルジー全開な演出とゲストの立て方とかであぁ…となったのでそんなに見返せていませんいまでも。みんなのパフォーマンスだけたまに見返してます。鶴○さんライブにも来たんだよな、、あの時間だけしんどかったな、、

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