THE調査力TIPS

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THE調査力TIPS

アイ・ピー・ファイン社のTHE調査力AIが大好きな1ユーザが開設したページです。ここではTHE調査力AIに、もっと良い仕事をしてもらうためのTIPSをご紹介する予定です。ご期待ください。

最近の記事

THE調査力OPS全文取得ツール

欧州特許庁が提供する「Published Data Description Retrieval Service」APIを使用し、指定された特許の詳細な説明(Description)文字列をDOCDBから取得して、THE調査力の所定のフィールドにインポートするための支援ツールです。 ツールおよびTHE調査力の詳細な使い方は、下記の文書に記してあります。併せて参照ください。 2024/04/11 Rev1.00

    • 欧州諸国特許の全文テキストを取得したい

      THE調査力では日本特許の全文テキストを自動取得する機能が用意されていますが、海外特許の全文テキストをTHE調査力に取り込むためには、商用特許データベース(検索システム)の画面表示を使用して、1件ずつコピー・ペーストするしか方法がありません。 そこで下記のnote文書でUSPTO(米国特許商標庁)から全文テキストを取得してTHE調査力にインポートする方法を紹介しました。 この文書では欧州特許庁が運営するOPS(Open Patent Service)を使用して、欧州諸国特

      • INPADOCのLegal Status情報を監視したい

        米国特許の経過情報を取得し管理するための仕掛けを作成し、下記のnote文書でご紹介しました。 上記の文書にも記載しましたが、THE調査力では日本特許の法律状態を監視する機能は用意されていますが、米国をはじめとした海外特許については法律状態を知ることができません。このため、まずは最も出願数が多いと想定される米国について仕掛けを提供した次第です。 しかしいくら超大国の米国とは言っても、米国以外の特許を軽視できないことについて異論はないかと思います。欧州特許庁(EPO)では全世

        • THE調査力INPADOC経過情報取得ツール

          欧州特許庁(EPO)が提供する「Open Patent Service」のAPIを使用して、INPADOC Legal Statusデータベースから各国特許の経過情報を取得して、THE調査力の所定のフィールドにインポートするための支援ツールです。 ツールおよびTHE調査力の詳細な使い方は、下記の文書に記してあります。併せて参照ください。 2024/04/10 Rev1.01 2024/04/09 Rev1.00

        THE調査力OPS全文取得ツール

          OPSアカウントを作りましょう

          OPS(Open Patent Service)について IPの世界に関わる方なら、DOCDBやINPADOCというデータベースについて耳にしたことがあるかと思います。簡単に説明すると、いずれも欧州特許庁(EPO)が運営する全世界特許データベースの名称です。かなり古い資料になってしまいますが、DOCDBやINPADOCの成り立ちについては、次の資料が参考になります。 http://www.wisel.co.jp/epidos/pdf/PINews-18-03.pdf こ

          OPSアカウントを作りましょう

          米国特許の経過情報を監視したい

          THE調査力では日本特許については図のように経過監視する仕掛けが用意されています。 しかし外国特許ではこのフィールドが灰色で表示され、経過監視させることができません。 審査状況に変化があったら知らせてほしいところですが、THE調査力側で外国特許の監視機能がサポートされていない限り、望むべくもありません。 画面左側の「Espace」ボタンをクリックし、開かれたESPACENET画面から「INPADOC legal status」を表示させることで、1件ずつの最新情報を見ら

          米国特許の経過情報を監視したい

          THE調査力US経過情報取得ツール

          米国特許商標(USPTO)が提供する「Patent Examination Data System」APIを使用し、US特許の経過情報を取得して、THE調査力の所定のフィールドにインポートするための支援ツールです。 ツールおよびTHE調査力の詳細な使い方は、下記の文書に記してあります。併せて参照ください。 2024/04/02 作成

          THE調査力US経過情報取得ツール

          米国特許の全文テキストを取得したい

          THE調査力のタイトル一覧画面でMENUボタンをクリックすると図のようなサブメニューが開き、「全文テキスト」(Description)を取得するための画面が表示されます。 しかし、この画面では日本特許以外の全文テキストは取得できないようです。 日本だけをターゲットとして事業展開している方にはこれでも問題ないでしょうが、事業を海外にも展開している場合は、例えば米国特許の全文テキストもTHE調査力に取り込むことができれば便利なこともあるかと思います。そこで米国特許情報をTHE

          米国特許の全文テキストを取得したい

          THE調査力US特許全文取得ツール

          米国特許商標(USPTO)が提供する「Bulk search and download」APIを使用し、US特許の全文(Desription)情報を取得し、THE調査力の所定のフィールドにインポートするための支援ツールです。 ツールおよびTHE調査力の詳細な使い方は、下記の文書に記してあります。併せて参照ください。 2024/04/10 Rev1.01 2024/04/01 Rev1.00

          THE調査力US特許全文取得ツール

          WO案件の代表図を取得したい

          THE調査力のタイトル一覧画面からサブメニューを開き、図のようなボタンをクリックするとJP・WO・EP・US・CN案件の公報・代表図を自動取得することができます。 しかしTHE調査力の操作マニュアルによると、2017年7月以降に発行されたWO案件は代表図の取得対象外のようです。 特許の権利範囲は「特許請求の範囲」のテキストで規定されるものだとは言え、査読するときに図面画像が欲しくなることも多いと思います。そこでWIPOのPATENTSCOPEから、WO案件の代表図画像をダ

          WO案件の代表図を取得したい

          WO代表図調査力インポートツール

          世界知的所有権機関(WIPO)が運営するPATENTSCOPEデータベースから、国際公開特許の代表図画像を取得し、これをTHE調査力にインポートするための支援ツールです。 PATENTSCOPEやTHE調査力の詳細な使い方は、下記の文書に記してあります。併せて参照ください。 2024/03/27 初回バージョン作成

          WO代表図調査力インポートツール

          WIPOユーザアカウントを作りましょう

          THE調査力は空っぽの特許データベースです。自分のほしい情報を好き勝手に保存することができます。たとえば普段会社でご使用の特許検索システムからダウンロードした情報を入れることも可能ですし、同じ特許案件レコードに対して別の特許検索システムから入手した情報を「混ぜて」取り込むことも可能です。 筆者のように高価な特許検索システムなんて使ってないという方は、例えば日本特許庁のJ-PlatPatからダウンロードしたCSVファイルをTHE調査力に取り込むことも可能です。もちろんDOCD

          WIPOユーザアカウントを作りましょう

          THE調査力とJ-PlatPatを連携させてみました(海外特許)

          下記のnote文書で、日本特許・実用新案について、TH調査力の抄録画面とJ-PlatPatのレコードを連携させるツールをご紹介しました。 J-PlatPatの「特許・実用新案番号照会」画面では図のように、海外案件の情報も取得できるようです。 日本特許庁のデータベースシステムに、どの程度網羅的に海外案件情報が収録されているのか知る由もありませんが、せっかくですので海外案件についてもTHE調査力とJ-PlatPatを連携できるようにしてみました。 J-PlatPatを操作し

          THE調査力とJ-PlatPatを連携させてみました(海外特許)

          THE調査力とJ-PlatPatを連携させてみました

          下記URLの特許庁サイトのページでもアナウンスされていますが、ようやく日本特許庁も案件ごとの情報に固定URLをアサインし、ブラウザでURLを指定することで各案件の情報を参照することができるようになったようです。 https://www.jpo.go.jp/support/j_platpat/kaizen20240226.html 欧州特許庁(EPO)なんて何年も昔からサポートしていた機能なのですが、ようやく日本でも実現の時を迎えることになりました。これもデジタル庁の「デジ

          THE調査力とJ-PlatPatを連携させてみました

          ハイライトソートであいまい検索

          先回の投稿に続いて、今度はハイライトソートでのワイルドカード検索のお話です。THE調査力の公式資料では記載されていませんが、動きを見ているとTHE調査力のデータベースエンジンにはSQL Serverを使用しているようです。ハイライトソートを実行したときに、指定したフィールドに指定したキーワードが含まれるかどうかを検索する機能には、SQL ServerのLIKE句を使用しているようです。 SQL Serverでは「あいまい検索」を行うことができます。たとえば次のページを参照し

          ハイライトソートであいまい検索

          ハイライトソートでフレーズ検索

          THE調査力にはハイライトソートという「検索機能」が用意されています。この機能を使って検索できるのは日本語文章だけと思っている人もいるようですが、英語の原文を検索することも可能です。ただし検索には若干の注意が必要です。テクニックを紹介します。 ハイライトソートでは、同義語の中のどれかが使用されている案件を検索するときには、検索ワードを「二酸化炭素 炭酸ガス CO2」のようにスペース区切りで列記します。このように検索ワードを指定することで、「二酸化炭素」・「炭酸ガス」・「CO

          ハイライトソートでフレーズ検索