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sanpo nikki 散歩日記 1 2022.12.6 (火)

自然をながめる時間

まだ15時半だというのに、もうもう陽が暮れ始めている。
頬にあたる風が、一気に冷たくなった。
小学生の下校する姿が、パラパラと遠くに見える。

今日は一日原稿を書いていたが行き詰まり・・・。
久しぶりに友人に手紙を書いてポストに行くついでに散歩をしようと思いたち、外に出た。

陽が暮れていく空を眺めていたら、雲の隙間からきれいな光が差し込んでいて嬉しくなった。

うっすら見える、ひかりの筋。
天使の架け橋と言うらしい。


(大根、白菜、ほうれん草、きゅうりもまだなっている!?きゅうり、こんな時期まで実をつけるんだなあ、知らなかった。ああ、今度ばあちゃんにまた大根ももらおう。霜が降りて凍みる前にもらっとかないとなあ。)

そんなことをいろいろ思いながら、自然を眺めて歩いていた。
五感に刺激になって、とてもリフレッシュできた良い時間だった。

そうか、私にはこんなふうに自然から何かを感じる時間が足りていなかったのだ、と気づく。
それと同時に、こんなふうに書いたらいいかな、などといろいろと書きたいネタを思いついては、流れを考えている自分がいた。

なんだ、私、結局書くことも探してるじゃん…。

ということで今日から、散歩日記をつけてみる。できるだけ毎日。

散歩日記をはじめる理由

歩きながら、散歩日記をやろうと考えた理由はふたつ。

ひとつは、健康的な毎日のために散歩を習慣化しようと思い、ついでに日記もつけようと思ったから。

ここ最近、長年の運動不足が祟って肩こりがひどくなり、頚椎のヘルニアも腰痛もあるし、何よりお腹周りに肉がつき始めた・・・。
30歳という年齢をより一層体で感じるようになったので、運動はあまり好きでない私も重い腰を上げることにした。

ふたつ目は、物書きとしての鍛錬のため。
鍛錬と言っては大袈裟かもしれない。
けれどもやはり、仕事の原稿だけ書いていたら、
息が詰まるしアイデアも浮かんでこなくなる。

ずっと家の中に閉じこもって、PC前でうんうん悩んでいるのだから、思考が固まるのも当然だ。
時間のメリハリをつけるためにも、自分のための文章も同時に書いていくことにした。

仕事が落ち着いたら書こう、と思っていたまま
書かなかった小さな話がたくさんある。

もう忘れてしまったこともたくさんあるからこそ、
これからは自分のネタとしてストックするためにも、
いつかコラムの連載を持つための練習としても、書くことにした。

動かなければ、何も始まらないのだ。
今日は大安だし、始めるのには良い日だと思う。
なんでもやる理由を適当につけてしまおう。
やらない理由を作るより、やる理由を作る方が、なんか楽しい。
未来も明るくなる、気がする。

あ、あと。
旦那さんが何やらSNSでダイエット宣言をしていたので
私も彼を見習って、散歩しよう、
ついでに日記も始めようと思ったのも、理由のひとつにある。

いずれにせよ、きっかけはなんでも良いのだ。
まずは書くこと。これを続ける。
私はコラムの連載をいつか実現したいから。

何の木かわからないけど
ちゃんと次の季節の準備をしてる。
私も、芽を出すための種まきを、まずはしていこう。


日々の小さな刺激を受けることを
日課にする

そうそう。これは散歩とは関係ないけれど。

ここ何ヶ月か日課となっているものがある。
それはVoicyという音声配信アプリで
文筆家の小川奈緒さん
「家が好きになるラジオ」を聴くこと。

どのタイミングで見つけたのか忘れてしまったが、
あるとき奈緒さんの放送を聞いて、とても心地よい声だなと思った。
しかも(それまで私は奈緒さんを存じ上げなかったのだが)
文筆家さんだし、私の興味のある分野である暮らしのことを発信されているじゃないか・・・!
これは他の放送も聞いてみよう、と思ってフォローした。
それからは家事や運転中に、
過去の放送やその日の放送をほぼ毎日楽しんで聞いている。
奈緒さんの話は、
モチベーションを上げる刺激にもなるし、
リラックスしたり気分転換にも良い時間となっている。

さて、この散歩日記も
自分の刺激となるような日課にできるか。

奈緒さんがいつかの放送で話されていた、
習慣化まで2週間(だったと思う・・・)
まずは楽しみながらやってみようと思う。


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