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陸の王者が個性を求めるのは間違っているだろうか 〜File.010 白木慈恩さん〜

おはようございます💿
再びの緊急事態宣言ですね。皆様いかがお過ごしでしょうか✊

私はいつもいつもおねむでございます。
こないだ三田キャンパスの中庭でパソコンを開いて作業をしていたら、パソコンによくわからんアブっぽい虫が寄ってたかって来たり、風が強すぎて髪の毛がボサボサになり木の実が背中に入り込むなどめちゃくちゃ大変でした🌳

ということで本日は、、、
『ミスタープロデューサー』
白木慈恩さん(商学部3年)をご紹介します!!

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白木さんは、みなさんご存知ミスター慶應2020で、見事グランプリに輝いた方です。現在は芸能活動と並行して、今年からミスター慶應に代わって開催される『慶應ボーイコンテスト』の企画立案を行い、また今年度の運営チームの旗振り役も務めております。

⚠️昨年までの『ミスター慶應コンテスト』が名称と中身をリニューアルして『慶應ボーイコンテスト』として再始動したもので、運営団体はこれまでと変わらずです。『ミスター慶應』に対抗しようとして作られたパクリ企画などではございませんし、『ミスター慶應2021』は存在しないので、逆にミスター慶應2021と出てきたらそれは偽物です。

今回は、主に『慶應ボーイコンテスト』に関してお話しいただきましたが、前半部分では『ミスター慶應』に関しても触れさせていただきます!!

本日のお品書きはこちら❗️

①これまで
『ミスター慶應2020』のグランプリに選ばれた秘訣とは!?
そして運営に携わることになったきっかけとなった「ある人物」とは!?
②いま
『ミスター慶應グランプリ』とどこが変わったの!?
③これから
白木さんの思う「今後のミスターコンテスト」とは??

それでは本編へ、どうぞ❗️❗️


1. これまで


幼い頃は今とは違って人前に立つことがそこまで好きではなかった白木さん。
ある日キッザニアにご家族で遊びに行った時に、「人前に立てなくてどうするの!?」と、テレビ局や裁判所などといった人前に立つことが求められる仕事をお母様にやらされる、といったスパルタな教育を受けていましたw
また、お母様はジャニーズのファンだったこともあって、小学生の時からジャニーズの舞台やコンサートに同行することは少なくなかったそうです。

こうして人前に立って活躍している人たちを目にするという経験、そして実際に人前に立つような仕事を体験したことで、人前に出ることが好きじゃないのは変わらずですが抵抗感は徐々になくなっていきました。

そんなある日、先程のジャニーズのコンサートなどを何度か同行した際に、観客を魅了して人に夢を与えているジャニーズの姿を生で見て、自分もこんな感じでステージに立って人に夢を与えられるような人になりたい、と漠然とではありますが憧れを持つようになります。

こうしたこともあって、中学入学の直前にある事務所に応募をして書類審査が通り、またその後オーディションも受けましたが、その際は一度辞退します。

中学では他の学生と同様普通に過ごしていましたが、その中でも芸能に関しての興味関心と憧れがとどまることはなく、中学3年生の時に再度応募をします。

その後応募が通り、高校1年生から事務所所属に。そして時をほぼ同じくしてダンススクールにも通い始めることになりました。

この事務所には大学1年生まで所属していました。その後、この事務所とは縁がなくなりますが、

・元々の趣味が観劇で、特に宝塚が好きということもあったこと
・そして幼少期に目にした、ステージ上で直接観客に夢と感動を提供している人たちに憧れを持っていたこと

もあって、舞台俳優にシフトをして芸能活動を進めていくことになりました。

昨年4月に1つオーディションを受ける予定でしたが、残念ながら新型コロナウイルスの影響でそのオーディションが吹っ飛んでしまいました。しかし時を同じくして、たまたまミスター慶應2020のエントリー募集を目にします。

・オンラインでも応募がされていること
・舞台俳優にシフトして芸能活動を進めていくうちに、SNSの影響力や何かしらの称号・肩書き・自分にしかない明確な個性のようなものがあるとわかりやすいこと
・自分が小学生の時から慶應生であること

これらの理由から、ミスター慶應2020にエントリーすることになりました。

みなさん結果もご存知かと思いますが、そのミスター慶應2020では、ファイナリストの6名に選ばれ、そして見事グランプリに輝くことができました🏆

グランプリに至ったきっかけとして、白木さんご自身は以下のように分析をしています。

あえて自分以上に「ミスター〇〇」の〇〇の部分(コンテンツや大学名など)をプロデュースした

・自身も小学校から慶應で、良いところも悪いところも全て知っていてその上で慶應が好きだからこそ、大学から通い始めた人にも慶應を好きになってほしい、高校生には慶應を目指すという自分の選択が正しいのかどうかの一つの指標として欲しいという思いを持って行動した。ここから慶應が好きという自分のキャラクター付けにもなった。

・着飾ったり取り繕ったり、意識的にキャラクターを設定することはせず、素を出し続けた。

・初めから狙って自己主張を全面にするのではなく、結果として自分が表現されるよう、自分の赴くままに自分を出した。思考回路や考え方の切り口が他の方と違っていることを自覚していたため、インスタライブ内で相談を受けたとしても一般論を意識的に話すのではなく自分なりの角度で自分の意見を話すことを意識した。

・自身の写真に100%のクオリティは求めず、投稿することに意義があるというスタンス。投稿内容や活動内容のクオリティにムラが発生してしまわないよう、安定したクオリティを継続した。

多趣味(観劇・野球・競馬など)で、話す話題が困らないので色々な話ができる。くどくもなく露骨すぎないことの要因になった他、前例のない新しい形でのミスター像に繋がった。

他のファイナリストと関わっていく中で彼らの性格と動きを予測・分析し、それを踏まえて活動戦略を考えるなど、頭を使った戦い方をした。

また、自身がグランプリを取ることができれば、自身の戦略が間違っていないことが同時に示されます。
自身が慶應を宣伝して、その結果グランプリを取れば、慶應を宣伝することがグランプリを取るための来年度以降のセオリーにつながります。投票に直接結びついたかはわかりませんが、慶應を宣伝する人がこのような形で増えていけば、かつて度重なる不祥事でイメージダウンした慶應のネームバリューのV字回復につながるのではないかという思いを持ってファイナリストとして活動をしていました。

こうしてファイナリストとして半年間活動をしてきましたが、その中で他の大学のミス・ミスターのファイナリストと関わる機会も少なくなかったです。そこで、他の大学の方と交流を深めていく中で、

なぜミス慶應とミスター慶應が別団体なのか、ミス慶應とミスター慶應が関わる機会をもっと作るべき。女子だけじゃ伝えきれないものは男子がカバーし、男子だけじゃ伝えきれないものは女子がカバーするという相乗効果が期待できるのでは?

という疑問が生じました。
※ちなみに他の大学では基本同じ団体が運営しています。

そんな時、偶然ある人物から連絡がきます。
ミスター慶應2015のグランプリの岸野智康さんです。

岸野さんもまた幼稚舎出身でミスター慶應のグランプリに選ばれているなど、白木さんと重なる部分が多かったです。また歴代ミスターとの繋がりも希薄化していたので一度会ってお話をすることになり、そこで、白木さんは先程の疑問をぶつけました。

そしたら岸野さんは「やればいいじゃん」と一言。
これが、今年の「ミスター慶應コンテスト」もとい「慶應ボーイコンテスト」の原点です。

ミスコンテストと団体を一緒にする話に関しては、何か運営サイド及び候補者の中で不祥事が発生した時に、ネームバリューや企画が共倒れしてしまうこと防ぐため、ミスコンテストと運営団体を一緒にすることは結果として叶いませんでした。しかし双方の団体が提携しコラボ企画として関わる機会を創出する形に帰着しました。

そしてその後、岸野さん、そして岸野さん経由で繋がった、ミスター慶應の運営を行っている学生団体Cytronの初代代表にバックアップしてもらう形で、ミスター慶應コンテストに新しい風をどんどんと吹き込んでいきます。


2. いま

自身がミスターコンテストに参加したことで得られた経験や感じたこと、運営に対してこうあって欲しいという感覚的なものをもとに、今度は自身が運営メンバーとして改革していきます。


まずは、運営団体であるCytronそのもののアップデートです。

白木さん自身もそこまで暇ではなく、それこそ今年5月開催のミュージカル「踊る!埼玉!」の出演が決まったということで、現在その稽古に励んでいるところです。
週3~5日稽古があるということで、多忙を極めているところではありますが、前々からその予定がわかっていたということで、特に大きな予定で埋まっていなかった2~3月の段階である程度の準備をして、基礎を作り上げていました。

例えば、企画の立案やすり合わせ、企画書の作成、Cytron現役メンバーへの情報共有、Cytron内部の意識改革などです。

Cytronは、ミスターコンテストの運営として有名ではありますが、それはあくまで基幹事業で、他にも様々なイベントなどを企画・主催しています。白木さんはCytronの内部メンバーとしてではなく、外部のメンバーとして慶應ボーイコンテストの企画運営の主導を行っています。他の企画には直接携わるわけではありませんが、自身やCytronの幹部メンバーがいなくても、しっかりとしたプロセスを踏んで企画運営ができるように、そして指示待ちな人間がいないように組織改革を行い、Cytronの更なるパフォーマンス向上を図りました。

以下白木さんの改革を挙げます。

・支部(マネージャー部門・企画運営部門・クリエイター部門)の設定と明確な割り振り
・以前まで岸野さん、Cytron初代代表、白木さんの3人で行っていた会議について、Cytron現代表/副代表を同席
・慶應ボーイコンテストの企画書を自作し(詳細は後述します)、これを手本として他の企画の企画書をCytronのメンバーが作成するときの参考にしてもらう
・基礎を作り上げたからこそ、その上で自分は次何をすればいいのかを考えてもらうべく、学生団体ではあるが仕事やインターンのようなものとしてそこは捉えられるようにする。
・各メンバーの仕事の範囲や内容が明確に存在していて当人もそれを意識できている状況にすることで、モチベーションを持続させる

このように企画の詳細を共有したり、自ら動いていくうちに、Cytronのメンバーにも白木さんの熱意やプロジェクトの現実味が伝わり、現在では昨年以上に円滑に進んでいるようです。
また大枠は白木さんが決めつつも、その中の詳細部分に関しては「こういうことについてを考えてほしい」「こういうことをしたかったら言ってほしい」とCytronメンバーに投げています。白木さん自身も芸能活動と両立ができているほか、Cytronメンバーとしても自分の意思を反映させながらも徐々に実現に向けて企画を前に進めています。


そして次に、ミスター慶應のアップデートです。

今回ご存知の方も多いかと思いますが、『ミスター慶應コンテスト』と呼ばれていたものを今年から『慶應ボーイコンテスト』としてリニューアルします。

リニューアルのきっかけとして

① 不祥事などをきっかけに『ミスター慶應』のネームバリューが悪化した
② 他大学のミスターコンテストとの差別化
③ ルッキズムに対しての世の中の反応の変化

の3つがあります。

① 不祥事などをきっかけに『ミスター慶應』のネームバリューが悪化した

みなさんご存知、某2016年ミスター慶應ファイナリストが逮捕されてもう数年が経過しますね。事件の残虐性に加え、家族が裕福だったこともあって批判の的だったことは言わずもがなですが、
それに加えて2019年ミス慶應コンテストが2つ存在し、またその片方の非公認団体主催のものに関してはセクハラが横行していたという告発騒動もあって、慶應のネームバリューやミスターコンテスト・ミスコンテストのネームバリューは大きくガタ落ちしています。

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※先ほど引用した昨年のミスター慶應のPV動画のコメント欄。いいねの数から見てもマイナスなイメージが大衆化しつつある。

そのイメージの払拭と慶應のイメージ向上ということが、まず名前を変えるに至った1つ目のきっかけです。

② 他大学のミスターコンテストとの差別化

慶應含め、他の大学、他のキャンパスでもミスターコンテストは存在します。ただその中身の部分は全て似たようなものであり、例えばミスター慶應コンテストならではの企画というものは存在せず、代わり映えのしないものでした。つまるところ、ミスター慶應コンテストは、「慶應生」というところ以外は他のミスターコンテストと何も変わらず、その意味では「慶應じゃなくても成立した」コンテストです。

だからこそ、従来の画一化されたミスターコンテストとは違うことをしたい、新しいことをしたいという気持ちが白木さんのなかであり、これもまた一つの要因となりました。

③ ルッキズムに対しての世の中の反応の変化

ミスター慶應コンテストはこれまで、外の人間からの投票100%でグランプリ・準グランプリなどを決められていました。その判断指標の多くは基本的には各個人が生まれながらにして備えているルックスによるものでした。それもまた、これまでの世論の中で構築されてきた「ミスター慶應像」や、時代ごとで移り変わる「イケメン像」に迎合できるか、どれだけ寄せることができるかで評価が決まるようなものでした。
これまで継続してミスター慶應を見てきたファンは奇抜さというものは求めておらず、変えようとしても滑ってしまいかねない、という状態でした。

近年、各個人を評価する方法、判別や注目する観点を変えるような動きは少なくないかと思います。顔の良し悪し、雰囲気の良し悪しで物事を決めるルッキズムもまた、時代にそぐわないものと見られ、淘汰されつつあります。
先ほどにも上げた過去の不祥事でもわかる通り、イケメンだからいいというわけではなく、むしろ「イケメンでも中身がない人間は怖い」です。イケメンだからいい、許されるというものでもないです。

こうした時代背景や過去の事件も鑑みて、外面だけでなく中身をも判断し、イケメンで中身もしっかりしている最強の慶應生を決めるようなコンテストに変わり、「ミスター慶應」以上に世に浸透している「慶應ボーイ」という言葉を用いた『慶應ボーイコンテスト』として再始動します


そして最後に、運営の立ち位置です。

これまでのミスターコンテストが炎上した際に、運営が実際に何をしていて、どこまで関わっていて、どういう人が運営しているのかなど、運営の実態が掴みにくいために、火に油を注ぐ結果になっているのではないかと白木さんは分析しました。

また、候補者が変な行動をしたり、変なファンなどがいた時に、運営はそれを咎める立場でもありますが、運営の意見として実態がわからない状態で咎めるのではなく、実態の明らかな個人から連絡をすればより説得力が上がるのではないかとも考え、今回白木さんは、運営メンバーの旗振り役としての部分を公開し、クリーンな運営を目指しています。

その一方で、ファイナリストに対して寄り添う姿勢も忘れません。
白木さん自身がミスター慶應に参加した中で感じたこととして、100%の力を発揮してもどこかしらで無理なもの、今の自分だけでは絶対に乗り越えることができないような状況に直面もするかもしれないが、その時に助けるのも運営だということです。

運営のやる気やモチベーションが低いとそのコンテンツも崩れるので、運営メンバーのモチベーション管理には細心の注意を払うとともに、ファイナリストが何もしなくてもコンテンツとして勝手にバズるまで頑張れるように、Cytronメンバーの割り振り方などに工夫をして、次に繋げていくために何をすればいいのかを常に試行錯誤しています。

・慶應ボーイコンテストの詳細

慶應ボーイコンテストは、対外的なミスター慶應コンテストとは異なり、初心に返ってまず慶應生に楽しんでもらうこと、そして慶應を志望する学生に楽しんでもらうことを念頭に置いています。

そうした中で、以下5つを判断指標として、各指標ごとに競い合い、総合点でグランプリや準グランプリを決める仕組みとなっています。

1. 容姿
これまで通り、投票形式で開催されます。
2. 誠実さ
キスマイブサイクをイメージした形です。
「デートに彼女が遅刻した」などの様々なシチュエーションに対してどう立ち回り、切り返すかをファイナリストにペーパーテストで回答してもらいます。
その後、回答者の名前を伏せてその回答結果を公開し、ポイントをつけてもらいます。そこでのポイントを順位づけしてもらう形です。
3. 教養
野球やサッカーなど万人受けするような分野ではなく、なかなかコアでマニアックな趣味に関して授業をしてもらいます。受講者にどの授業が面白く、わかりやすかったか、そしてどの分野・趣味に興味が湧いたかを審査してもらいます。
4. センス
自身のおすすめコーデでファッションショーをし、異性に着て欲しいコーデという形で投票をしてもらいます。ミス慶應とコラボして、男性はミス慶應ファイナリストを、女性は慶應ボーイコンテストファイナリストを選び投票していただく形になります。上位の方は雑誌に「イケてる慶應生のコーデ」として掲載してもらえるかも???
5. 面白さ
去年三田祭の狩野英孝さんとのコラボ企画の一つとして開催された「イケメン大喜利」をガチの大喜利にしてみるということです。
「イケメン大喜利」は、狩野英孝さんとファイナリスト6名で、お題に対してできるだけイケメン回答をするということでした。
狩野さんが企画の中で「ここでの結果は審査基準に入るの?」という質問があったことがきっかけです。狩野英孝さんのような芸人さんに決めてもらいつつ、オフラインでできるなら会場を押さえて視聴者投票もしてもらいます。

参考:
https://www.youtube.com/watch?v=CYt7f6khi88

こうした企画の中で、歴代のミス・ミスターとのつながりや、現役ミス慶應ファイナリストのつながりも構築できるようにしていくほか、企画によっては慶應生以外の人たちにも審査してもらえるようなものもあればと考えています。

ここから、ファイナリストとしての活動を通じて、『真の慶應ボーイ』としてのオーラや風格を身につけ、いい意味で話しかけにくい、調子に乗っていない人になって欲しいと考えています。

こちらの慶應ボーイコンテストの企画書に関しては、3月頃に何度も試行錯誤をして何度も修正し何度も添削してもらって完成したものとなっています。
この改革を通じて、企画書の作り方やビジネスマナーなどの社会人になってから学ぶことができるものを今の段階で学ぶことができました。それと同時に、このようなビジネスマナーに関しては社会人になってからの新入社員研修ではなく、大学生の授業などで早いうちから身につけておくべきだと思うようになったと言います。

そうしたところも含め、運営に関しては初心者であった白木さんですが、ファイナリストとして活動をしていた経験をフルに生かして、ファイナリストのために何ができるかを日々模索し続けています。


3. これから

『ミスター慶應2020』グランプリとして、そして『慶應ボーイコンテスト2021』の旗振り役としての部分を今回紹介しました。

これらの経験を通じて、もちろん目標としていたグランプリに輝き、称号を一つゲットしただけでなく、先ほどお話しした企画書の作り方などのビジネスマナーを習得したほか、自分の強みの活かし方などを実際に試して経験することができました。またファイナリスト期間中に毎日インスタライブをしていたこともあって、コミュニケーション力・話術が高まるなど、グランプリの称号以上に価値のあるスキルを身につけることができました。

また、現状ミスターコンテストの出場経験を通じてやりたいと思ったことを、目先の『慶應ボーイコンテスト』でしっかりと反映できているそうです。

そうした中で、白木さんが今後目指していく姿・方向性に関してここではご紹介できればと思います。


まず、直近の『慶應ボーイコンテスト2021』では、

ファイナリスト全員が、グランプリや準グランプリなど関係なしに「色々なことを経験できた」「スキルもついた」「有意義だった」と思ってもらえるようなコンテンツにするとのことです。
コンテスト終了後の進路は、アナウンサーを目指す人、芸能の道に進む人、従来の学生と同様就職活動をする人など、各々違うルートを歩むことになると思いますが、そのルートがどうであれ何かしら後々の人生のどこかでファイナリストを支えてくれるような、そんな経験になって欲しいとお話ししていました。

また、2021年の『真の慶應ボーイ』が決まった時、2020年の『ミスター慶應』の称号は廃れてしまいます。もちろん2020年の『ミスター慶應』が決まった時も、2019年の『ミスター慶應』の称号も廃れていきます。
称号も不動産などと同じく、期間が経てばたちまち価値も下がっていくようなものです。ただ、この価値の下がり幅を減らしたり、資産価値を高めるなどをすることも可能です。このような形で称号の価値を長持ちさせたいとも考えています。


対外的な部分でしたら、

不祥事が続いていること、また不祥事関連のニュースがセンセーショナルに報道されて注目を集めていることもあって、現在の慶應に対してのイメージの悪さが作り上げられているかと思いますが、そのイメージの悪さを払拭したいとのことです。
その中で、慶應の評価をあげて慶應を受験しようとする学生、慶應を第一志望とする学生を増えればいいなと思っております。


 Cytronに関しては、

『慶應ボーイコンテスト』をきっかけにして入学した新しい慶應生がサークル選びの段階で、「インターンほど拘束はないけどスキルが色々得られそうだしとりあえずCytron入っておけば良くね?」という評価をしてもらえるようになりたいそうです。それこそ、三田祭実行委員会などのように抽選や入サー選考を必要とするまで人が集まってくれることを目指しています。

また、入サー後の活動に関しても、ファイナリストだけでなく運営側もキャリア・経歴を就職活動時に評価されて役立つ状況に持っていきたいとしています。
具体的には、「ミスターコンテスト出場者はファイナリストは就職活動に有利」「体育会は就職活動に有利」と一般論として言われているケースは少なくないですが、そこに肩を並べる形で、Cytronの名前を出すだけでいい意味で話が通じるようになり、「Cytronで運営メンバーになれば就職活動にめちゃくちゃ有利」と言われるような世の中にしたい、そしてなってほしいとのことです。


自身に関しては、

大学卒業後は芸能の道に進むことにしています
その中で、芸能の道がある程度安定したら自身で芸能事務所を立ち上げて、プロデュース側にも回りたいとしており、それに近しいことを現在の段階で経験している形になります。

白木さんは目指す姿、尊敬している人物として、J .Y .Parkことパク・ジニョン氏を挙げていました。みなさんご存知の通りかとは思いますが、彼はシンガーソングライターであるとともに、2PM・TWICE・NiziUのプロデューサーとしても活躍しております。
彼がプロデュースする2PM・TWICE・NiziUなどが成功している理由として、彼自身がシンガーソングライターとして最前線で活躍したことで、芸能界で成功するセオリーのようなものを知っており自分の目線で説得力を帯びた形でアドバイスできる点、そしてプロデュースされる側にとっても同じ芸能界・音楽界に属している人だからこそ安心できるという点が挙げられます。

こうしたことから、ゆくゆくは芸能という切り口から、さまざまな方面を目指している人を応援しプロデュースできるように、まずは自分自身をプロデュースして成功することを目指しています。

夢はまだそこまで具現化できておらず、漠然とした形にはなっていますが、毎度自問自答して日々過ごしています。

それと同時に、また事務所に所属することにもなったこともあって、今後どうなっていくかが楽しみでもあるそうです。

10年後何しているのかに関しては、

芸能で成功していたら芸能活動をしている。ただ人の雰囲気に合わせて話すことも得意なので、アメトークにゲストで参加しているか、王様のブランチなどのバラエティ番組のMCを務めるなど、舞台俳優にとどまらずタレントなどにも挑戦し、マルチに活躍をしていきたい。
と話していました。
これまでのミスター慶應のファイナリストの中で、芸能の道に進んだ方の中には、
・榎並大二郎さん(2006年 アナウンサー)
・辻岡義堂さん(2007年 アナウンサー)
・古川雄輝さん(2009年 俳優)
・岩田剛典さん(2009年 俳優・パフォーマー)
・小林廣輝さん(2015年 アナウンサー)
などが挙げられますが、タレントやバラエティの路線に進んだ人はあまりいないということで、そこの路線に進んでいくのも面白いかもしれませんね。


編集後記

お疲れ様でした。
ここからは私のざっくりとした感想、もとい編集後記の時間です。

白木さんがミスターの活動をしていた中で、もちろんいくつものDMを受け取ってきました。その中で、ファイナリストとしての活動中に白木さんを見て慶應を受けることを決意したという報告が多かったほか、ファイナリスト期間終了後もDMで慶應に合格した報告もたくさんきたといいます。

これこそがミスター慶應で、慶應ボーイであると感じた瞬間でもあり、やりがいを感じた瞬間でもあると言います。

私も最近、別の方に取材をお願いした時に、「興味がありました!」とおっしゃってくださったんですよね(取材済みなので後日掲載します)。
企画始まって1年が経過し、そこまで頻繁に更新できていたわけではないですが、このような形で色々な方に見ていただいている、興味を持っていただいているということは非常に嬉しいですし、取材冥利に尽きるなと思った瞬間です。

また色々な方面を目指している人を応援したいという部分も、私やこの活動とも強く結びついており、非常に共感ができる内容でした。だからこそ、「他人をプロデュースするには自分をプロデュースすることが必要」というフレーズは自分に特に強く刺さりました。もっともっと自分を高めていきたいなと思える、そんな取材でしたね。

再度緊急事態宣言が発令され、一部授業はオンキャンパスからオンラインに移行しつつあります。そうした中で、自宅に篭りっきりだと何もすることがないよ〜という学生の方もいらっしゃるでしょう。

私自身もこの活動をする前はバイトと大学以外は部屋に篭りっきりの生活をしていましたが、正直ものすごく退屈でした。この活動を始めたり、インターンやプログラミングに挑戦して忙しくすることで休みのありがたみを感じるとともに、色々なものに触れる機会を増やして行動をしていくことで、自分の視野、やりたいことも定まってくると思います。結局のところ、これまで自然にできていた「人と関わること」「行動すること」「情報を得ること」が、コロナの影響で自分で動かないとできなくなったということだと思います。

自宅に篭りっきりでも何かできることはいろいろあると思います(これとか)。だからこそ、何をすればいいのかわからない人は私に聞くでもいいですし、Cytronに入って刺激を受けてみる、もしくは『慶應ボーイコンテスト2021』にエントリーしてみるのもいかがでしょうか。

ということで、最後にリンクを貼らせていただきます。
次回もどうぞよしなに🌒

応募フォーム・SNSアカウント

・『慶應ボーイコンテスト2021』応募フォーム(4/30まで)

応募資格
「2021年度慶應義塾大学に在学中の方」
「5/9.16の面接に参加可能な方」

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeKW6yiOwYZYYQvRQcNGZWWQIp4x-3Dao7zw1WRr5aC86Zp8A/viewform

・Cytron運営応募フォーム(新1年・新2年のみ)

https://docs.google.com/forms/d/1VEE_hbQgFJbY3ZZ8fNgCQyXlb53YxuSr2K94k5giAcw/viewform?edit_requested=true


・白木さんのTwitter:@mrkeio2020_no1

・慶應ボーイコンテストのTwitter:@keioboycontest

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