『ブリンダーヴァナム』初見感想(『ザ・フェイス』ネタも含む)

タラクアンナの魅力が炸裂してて参りました。特に横顔の美しさが際立ってましたね! クルンとした上向き睫毛も浴びられれ満足です

一番気に入ったセリフは「ラーラーラーラーラーラー!」(←歌っているのではない) 笑った字幕は「死にますけど」


横顔が美しいのはお髭で妨げられずアウトラインが全部見えるというのもあるのだけど、正面から見てもタラクさんの輪郭は美しい。
ああ、若い頃には埋没していた彼のこのシャープで美しい顎のライン、これをマウリ監督は見抜いていたのかな。だから体重を落とすようにタラクさんに進言して、その美がたくさんの人の目に触れるようにしたのね。マウリ監督はタラクさんが本当に好きね♪  む、やはり御礼状(?)書かねば。

タラクさんの優しくて大きな茶色の瞳がスクリーンの向こうからまじまじとこちらを見つめてきます。透き通った柔らかい色合いで、こちらの心まで見透かされるようです。 そりゃこの瞳見たらジェニーもアクタルに秒で落ちるよな、と。

吸い込まれそうな瞳って、こういうのを言うのかとワタシはマスクの下でおくちポカンでした。

#ザ・フェイス』 と同じ監督さんだそうで納得。この監督は「目」にこだわりがあるようで、チャランガルの目と睫毛をそれは丹念に撮ってます。瞳のドアップも多用。そして脇役、敵役さえも瞳の色がきれいに映えるよう撮影されてます。『 #ブリンダーヴァナム』 のタラクさんも目元の演技で魅せてくれます。脇役でも敵役でもアップの瞳の美しさでキャスティングしてるんじゃないですかね、監督。


タラクさんの役は文字通りの御曹司。これがまあ、大昔の少女漫画に出てきたような完璧な良家のご子息で、家庭も円満なのよ。そんな好都合にしえ不自然な人間の存在、心の狭い私は普通許せないんだけど、タラクさん見てると「うん、いるよね♪」ってなっちゃうのが不思議。

さてこの坊ちゃん、名前はクリシュナ、愛称クリシュ、一人っ子でございます。だから誰かを「アンナ」呼びする時も極めて冷静。「アンナァ」という具合にラーマに向けてたような感情は全く入りません。愛はあるけど理性の人なの。もう発音から整ってる感じする。ちょっと残念だけど

孤児だったけどいっつもツルむ相手がいたラジャや、仲間や兄貴に囲まれてたアクタルと違って、クリシュは独立独歩なんだよね。そして誰にでも平等に親切。そして率直で正直。あふれる愛を惜しみなく皆に捧げるから誰からも愛される。こんなキャラ演じてはまるタラクさんは神様かも

え~、お話というかその他もろもろの登場人物達、なんというか全体的にチョロイです。そんな説得一つでコロリと人生変えちゃいます。もうその単純明快さがクセになります。自分が悩んでるのが馬鹿みたい。うちにもクリシュ君が現れて私を説得してくれないかな。私もチョロイぞ。

脇役さん達に見覚えのある顔が多いんだけど、さてどこで見たんだったかな~と思いながら続けて #ザ・フェイス 見たら問題解決。皆様ここで見てたのね♪ 監督が同じだからかな(きっと瞳の美しい人を選んでる)。で、ちなみに #後継者 #Varisu も撮ってる。うん、テイスト似てるわ。

この監督のその他の映画のスター達がチャランガル(ザ・フェイス)筆頭にプラバース様、カールティ坊ちゃん、マヘーシュ王子、タラパティ(後継者)と錚錚たるメンバーなので売れっ子なんだと思います(調べてビックリした)。

何気にカーアクション凄いですから。テルグやタミルだとロクに舗装されてない田舎道を古いバスが走ってるじゃないですか、乗客と荷物いっぱい積んで。それでカーアクションするんだから! 道なき道でも土煙たてて普通にチェイスするから、迫力がただならないのよね。


ヒロイン役のカージャル嬢とサマンタ嬢には軽い嫉妬を覚えましたね。だってこのお二人、共にチャランガルともタラパティとも恋人役で共演してて、さらにここではwithタラクアンナですもん。サマンタちゃんは『マッキー』にも『プシュパ』にも出てるし、羨ましいよお!

#ザ・フェイス 地理に疎いワタクシ、この映画を見ながら「『ヴィシャーカパトナム』に『バイザック』という地名があるんか」と漠然と思っていたんですが、実は『バイザック』は『ヴィシャーカパトナム』の別名とついさっき知りました。何だよ、インドは地名まで二つ名持ちなのかよ、覚えられねーよ。



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