現代語訳『古事記』がスルーしがちな『古事記』のエピソードをわかりやすく書いてみる
■国生みの前に書かれていること
『古事記』は、イザナキ・イザナミの国生み以降のストーリーは有名ですが、国生みの以前に何が書かれているのかは、あまり知られていません。
ちょっと『古事記』に詳しい人なら、最初の神は、天之御中主神(アメノミナカヌシの神)で、そのあと高御産巣日神(タカミムスヒの神)と神産巣日神(カミムスヒの神)が誕生して…と神々の名前が思い浮かぶかもしれません。
現代語訳の『古事記』を見れば、天之御中主神(アメノミナカヌシの神)からイザナキ・イザナミまで17柱