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挨拶状の変化について

時節柄か、挨拶状や転職メール、お中元等、広い意味でのご挨拶をいただく機会が多い。

その中で、ここ最近の傾向なのかもしれないが、メールその他の電子媒体による挨拶が増えてきたように思う。

もちろん、古い世代の方や諸先輩方からすれば、本来であれば伺ってご挨拶すべきところ、挨拶状という略式の形で済ませるのだから、きちんとした紙を使った立派な封筒で、少なくとも手書きで一言書き添えて、という感覚なのだろうと思う。私自身もそのような世代から指導を受けてきたので、手間はかかるが、まだ紙ベースのアナログなやり取りをメインに、可能であれば電話も差し上げて一言ご挨拶するよう心がけている。

ただ、このようなアナログなやり取りにもデメリットはある。すぐ考え付くものは以下のとおり。

相手方の心理的負担

まず、相手によってはアナログなやり取りを負担に思うかもしれない(紙ベースのアナログなやり取りでないと失礼にあたるのではないか、といった心理的な負担を相手方にかけてしまう等)。

連絡の手間

また、仮に挨拶状に電話番号やメールアドレスを記載しておいても、相手の方にメールアドレスの入力の手間をかけるため、かえって連絡いただけない場合もあるだろうし、セキュリティの厳しい取引先だとメールアドレスの手入力が禁止されている場合もあると聞く。

相手に思ったとおりに届くとは限らない

米国その他海外にクリスマスカードを送る場合に良くあるのが、1ヶ月経っても届かない等、届く時期が読めないこと。

これだけ在宅勤務が増えている状況だと、仮に相手のオフィスに送っても、次に相手はいつオフィスに出てくるのかわからず、その点もリスクはあるように思う。

とはいっても…

とつらつら考えてきたが、電子媒体の挨拶だとどうしてもワンクリックで一斉送信してきたのかな、と想像する自分もいて、どちらが良いのかまだ判断がつきかねている。どうなんでしょうね。

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