混沌とした中での今日の言葉

おはようございます、ちゅるぱんです。

4月に復職をしてから、noteで読書記録をまとめられずに過ごしていますが、元気に過ごしています。

最近は、アメリカでの人種差別問題に関して、自分の無知を知ると同時に、アメリカのなかで根深く残る人種差別の歴史と、同じ人間として自分がどのように日本にいながら行動すべきか、まだ言語化して整理できずにいます。
昨日、読みたい本をアマゾンと楽天で探しましたが、その本はSold out。とりあえず、メルカリで残っていた別の本を購入しました。届くのが楽しみです。

さて、我が家では、お手洗いに漫画や本がいくつか置いてあるのですが、その中に『一日一文英知の言葉』という本があります。

今日の言葉は今の世界の状況と照らし合わせても心に響く、考えさせられるものだったので、こちらに載せさせてください。

自由は自由であって平等ではなく、公正ではなく、正義ではなく、人類の幸福ではなく、また良心の平静ではない。もしもわたくし自身の自由、あるいは自分の階級、自分の国民の自由が、他の多数の人間の悲惨な状態にもとづくものであるとするならば、この自由を増進する組織は不正であり、不道徳である。
ラトヴィア出身のイギリスの政治哲学者・歴史家、バーリーンの言葉
『自由論』生松敬三訳、みすず書房、1971年 

自由は公正ではない、正義ではない、そして、人類の幸福でもなければ、良心の平静ではない。と言っている。ここが深すぎて、まだ無知な私にはわからないけれども、今私は、コロナで制限があるにも関わらず「自由である」と感じているし、夫や娘と一緒に過ごせることで「幸福である」と感じて日々感謝をして過ごせている。しかしながら、その中で世界の誰かが悲惨な状態であることから目を背けることはできないし、目を背けることは不道徳であると感じる。

自分にできることは何か。まずは知ることから始めていきたい。

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