もうあっという間に昔のドラマになっちゃったけど、面白かったから書きます。最初あまり期待してなかったけど、第1話の芦田愛菜ちゃんの熱演が話題になっていたので、2話から観だした。主演は松岡茉優ちゃん。初めて彼女の才能に驚かされた。でも何と言っても脚本が凄く良く出来てる。

毎回3年D組の一人が主役で話がまわる。松岡茉優ちゃん演じる主役の先生は卒業式の時に突然生徒から高い渡り廊下から落とされて地面に激突する寸前で一年前の四月に戻るというビックリな展開。だからこれから何が起こるか分かる。未来を変えるために低い声で、悩める生徒たちに嫌われても拒否されても頑なに「私は必要ならなんでもします。」と伝えに行く。

松岡茉優ちゃんの低くて、抑揚の無い声、白い顔が結構な迫力。教室にカメラを仕掛けたり、色々な所に登場して、生徒のことを見てるんだよって暗に伝えていくところとか、こちらまで動揺しながら観てた。この先どうなるんだろう？って思って。

生徒役の役者達は皆とても頑張っていて、数人既にとても高校生には見えんな的な子も多いけど、演技の受けも上手くて素晴らしい。

特に芦田愛菜ちゃんと加藤清史郎くんの過去のイメージを覆す演技には驚いたし、2人の素晴らしい成長ぶりに感心してしまった。小さい頃からずっと特殊な世界で成長して、大人になってもキチンと演技を高いレベルで出来るなんて凄すぎるよ。

松下洸平くん演じる先生の旦那が当初怪しいと思って、家庭内まで心配してたけど、結局収まるところに収まり良かった。やはりコミュニケーションが足りなかったって事なんでしょうか？？過去は？

謎の現れない校長先生は何だったのか？そこだけ気になりましたが、毎回楽しみに録画して観てました。犯人は途中からちょこちょこ取り上げられてたので当たった。制作に関わられた皆様、素晴らしいドラマに感謝！