【個別選手紹介】佐々木 巌【3年】
こんにちは!中央大学ボクシング部広報担当です。
皆様により深く部員のことを知ってもらうためにも、選手個人個人のことが良くわかるインタビューも連載していければと思います!
今回は、2024年4月時点で唯一の一般入試部員ながら文武両道で結果を残してくれている 佐々木 巌 選手です!
佐々木 巌 (ささき げん)
山形県 日本大学山形高校出身
ライトヘビー級
理工学部 精密機械工学科
【好きなものは何ですか?】
マンガがかなり好きで、ボクシング部の同期ともマンガの話で盛り上がったりしています。おすすめの読み切り漫画をお互いに紹介し合ったりしていますね(笑)
バトル系もほのぼの系も、オールジャンルなんでも読みます。
【休みの日は何をしていますか?】
映画を見たり、美術館に行ったりと、何かを見に行くことが多いです。最近はメキシコ展に行きまして、とても面白かったです。
あとは合同学生寮(※)の人たちと遊んだりですね。
(※佐々木選手は理工学部で都心部の後楽園キャンパス通いのため、多摩キャンパス付近の体育寮ではなく他大学の学生なども入寮している合同学生寮で生活しています。)
【どんな幼少期を過ごしてきましたか?】
活字の本も読むのですが両親がマンガが好きということもあり、昔からマンガっ子でしたね。また、父親がスポーツ好きであったこともあり、小学校はスポーツクラブに入っていました。週1~2回の活動で器械体操、球技、水泳、スケートなど様々なスポーツを楽しむクラブです。
特に昔からボールを投げるのは得意で、ドッヂボールで東北大会準優勝したこともあります。投げるの得意だからいけるだろうと思って中学は野球部に挑戦してみたのですが、野球はあんまり得意ではなかったです(笑)
中学校では生徒会長を務めたり受験勉強に必死になったりと、自分で言うのもですが真面目な生徒だったと思います。
【ボクシングを始めたキッカケは?】
進学した日本大学山形高校ボクシング部の風土に惹かれて入部したのがキッカケです。
元々は山形県内で一番の進学校を受験していたのですが落ちてしまい、日本大学山形高校へ進学しました。大学受験に向けて勉強に振り切らなければという焦りもある中で、部活動見学の際には「きちんと勉強しながら身体動かせるところないかな」くらいの気持ちで回っていました。
その中で、ボクシング部はメニューもしっかり考えられているほか短時間だけど集中して練習に取り組む風土があり、県内でも名門ボクシング部でした。そんな環境で文武両道が出来ればと思い、入部を決意しましたね。
ボクシングマンガといえばの代表作である「はじめの一歩」を読んでいてボクシングに興味があったのも理由の一つではありますけど(笑)
【ここまでどんなボクシング人生でしたか?】
大学受験に向けた勉強の日々との両立はなかなかに忙しかったですがボクシングにどんどんのめり込み、高校2年生の国体で3位に入賞することができました。全国選抜も決まっていたんですが、その大会以降はすべてコロナウイルスで中止になってしまった世代です。
日本大学山形高校ボクシング部の指導方針が「自分の強みを考えさせて、それを生かしたボクシングを伸ばす」というもので、一定の共通基礎はありますが全員一律こうしろ!という指導ではなかったおかげで楽しめたのもあります。このスタンスは今の中央大学ボクシング部の「自主性と言語化」の風土にも近いものがあります。
また、実はその後は大学受験で本命の大学に合格することができず、1年浪人をして中央大学理工学部に一般入学試験で入学しています。
大学では勉強に絞った方が良いのかもと最後まで悩んだのですが、学業とボクシングを両立すべく中央大学を選びました。
ただ、自分の下調べが甘く、ボクシング道場がある多摩キャンパスと理工学部の授業がある後楽園キャンパスが電車で1時間以上も離れているとは思わなくて最初は本当に苦労しました・・・(笑)
なんとか週5日は練習に行けていたのですが、平日は毎日1~4限で授業か自習、終わり次第練習に向かい21時頃まで練習、22時半頃帰寮してその後また勉強をするという日々が続いていました。課題が重なったときなどは徹夜明けに授業フルで出てエナジードリンクを飲んで練習に行ったこともありましたね・・・(笑)
ただ、新体制になってからは都市部のプロボクシングジムとも連携していただき柔軟な練習環境が整ってきたため本当に学業との両立がしやすくなりました!ジム練習と道場練習とを組み合わせて練習計画を立てています。
【どんな3年生になりたいですか?】
1年生かなり忙しかった時期もそれはそれで自分自身のキャパが広がったので良い経験になったと思います。ここで練習環境をさらに整えていただいたので、これまで以上に勉強と部活にコミットして良いサイクルを回していく年にしたいです!
また、岩渕監督やセオンコーチの話を聞いていると、本当に緻密なロジックや作戦があって試合の流れを組み立てているなと感じています。
トップの実力者や事例を研究・言語化して問題を解決する力は、ボクシングに限らずどんなところにも応用できるものです。
「役に立つ言語化」は相手のクセに一定の法則を見つけたり再現性の高いロジックを見つけるところから始まるものですが、そこに気づく観察力がまだまだ自分には足りないと思っています。
ここももっと鍛えたいと思っていますし、理系の研究にもこの思考とスキルは活きます。そして、得た気付きを積極的にチームに展開する役割を担っていきたいです。
【佐々木選手よりnoteを読んでくださっている方々へ一言!】
中大ボクシング部で結果を出すことを通じて「自主性と言語化」の大切さをより広く伝えていきたいです!この能力はボクシングに限らず、学問でも仕事でもすべての領域に活かせる本当に大事な能力だと思っています。
文武両道を胸にこれからも邁進しますので、応援の程よろしくお願いいたします!
【終わりに】
以上、佐々木 巌 選手の紹介でした!
続々と個人個人の選手紹介も配信していきますので、ぜひ弊部のnoteもブックマークし、今後の更新もお楽しみにお待ちください!
▼中央大学ボクシング部をもっと知りたい方へ
・公式LINEアカウント C-BOX
▼お問い合わせがございましたら公式ラインチャットまたは
<chuoboxing@gmail.com>までご連絡ください!
▼もっと中央大学ボクシング部を応援したい!と思ってくださった方へ
・下記のページもご一読いただけますと幸いです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?