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残酷さもドラマになると言える人間は強いのか


こんばんは、今日もおつかれさまです。
こまちです。


今日は、わたしの好きなアイドルについて。


みなさんTravis Japanご存知でしょうか?
もしまだ知らないって方は、ぜひYouTubeで
検索してみてください。

最新の動画はこちら


たぶん知らないよって人の方が多数だと思うので
軽くTravis Japanを紹介します。

Travis Japanは、ジャニーズ事務所所属の
2012年結成の7人組のアイドルグループです。

宮近海斗(1997.9.22)
中村海人(1997.4.15)
七五三掛龍也(1995.6.23)
川島如恵留(1994.11.22)
吉澤閑也(1995.8.10)
松田元太(1999.4.19)
松倉海斗(1997.11.14)

思わず1997年の男の子のお名前ランキングを
調べてしまうくらいの「かいとくん」率です。
生年月日をご覧の通り、ジャニーズジュニアと
言えども、決して若い子たちの集まりでは
ありません。

いちばん入所が早いメンバーで、
川島如恵留(のえる)の2007年。
いちばん入所が遅いメンバーで、
松田元太の2011年。

もうベテランです。


みなさん、Snow Man とSixTONESは
ご存知でしょうか?
きっとこの2組のことをご存知の方は、
かなりたくさんいらっしゃると思います。

2020年にジャニーズ初の同時デビューを果たし
その後、ミリオンヒットを飛ばしている
ジャニーズのアイドルグループです。

この2組の華々しいデビューの裏で、
涙をのんだグループがあります。

Travis Japanです。
もちろんTravis Japanだけではないですが、
この2組が同時デビューしたことで、
Travis Japanが取り残された、と感じた人は
少なくありませんでした。

なぜなら、この3組は、ある意味ライバルで、
ある意味、仲間でもあったから。
ファンからみても、この3組は、ある種、
横並びのような立ち位置だったのです。

その横並びの3組のうち、2組が同時デビュー。

正直ファンとしては、「なんて残酷な」
そう思ってしまうのも普通でした。

もちろんSnow ManとSixTONESのメンバーは
何も悪いことなんてしてないし、めでたいことで
おめでとうなんです。
それとは、全く別のところで、「残酷だ」と
思わずにはいられませんでした。


わたしはこの2組同時デビューが発表された時、
Travis Japanの中で誰かが退所、もしくは、
全員退所ということがあっても不思議ではない
と覚悟しました。
全員が20歳をこえ、共に横並びで頑張っていた
2組がデビュー、しかも、自分たちを除いた形で
同時のデビュー。
もう自分たちは無理かもしれない、
違う道で生きて行った方が堅実ではないか、
そう思うのも普通のことだと思います。


でも、彼らは、全員が残り、今でも
Travis Japanとして、立ってくれています。


2組同時デビューの発表後、Travis Japanは、
至るところで、この同時デビューについて、
聞かれるようになります。
雑誌の取材では、幾度となく同時デビューに
ついて語る7人を見ました。


正直、もう聞かないであげてくれ、と
心の底から思いました。
そんなの聞かなくても分かるでしょ、と
思ってしまいました。


ある映像取材の際、リーダーの宮近海斗が
こう言い放ちました。


「なんか取り残されてるように見えるじゃないですか。ていうのは(そう見えるのは)、すごく残酷だなと思いましたけど、残酷さもエンターテイメントになるし、ドラマになるから。やるじゃねえか、と」


これ20歳そこそこの子が、
しかも、取り残された渦中の子が、
口にできますかね。強すぎやしませんか。


強すぎて心配になります。
強すぎる子は、折れるのも一瞬です。
辛いことは辛いと泣ける子は、
芯がしなやかなので、なかなか折れません。
だけど、一貫して強い子は、
しなることが出来ないから、折れるのが一瞬。

だけど、この宮近海斗の強さに、
メンバーだけでなくファンのみんなも
助けられました。

そうか、この残酷さもエンターテイメント
なんだ、彼らがデビューしたときに、
この残酷さは、彼らのデビューまでの
ひとつの演出に変わるんだ。


強いな、心配になるほどに。ほんと。


そして、先日、7/28にジャニーズから
新たなグループのデビューが発表されました。
残念ながら、Travis Japanではありません。
関西ジャニーズジュニアのなにわ男子です。

もちろん彼らのデビューも素晴らしいです。
おめでとう、心から。
彼らも苦労人です。
メンバーの最年長・藤原丈一郎の入所日は、
2004年です。
同期にはJUMPの山田涼介がいます。
JUMPは今年デビュー14年目になります。
本当にデビューできてよかった、と思います。


なにわ男子がデビューを発表した後、
Travis Japanのブログには、
ファンへの心配の言葉に溢れていました。
自分たちは大丈夫だから、心配しないでね、と。


みんな、7人全員が、強すぎるんですよ。
その強さに安心してありがとうと思いつつ、
その強さが本人たちを苦しめないかと
心配になります。もう、これは老婆心です。


もうダメだと思ったら逃げてもいいと
思ってるよ、これはいろんな意味でね。
もう頑張れないと思ったら、
ジャニーズ辞めてもいいと思うんです。
いや、もちろん辞めちゃったら悲しいですよ、
たぶん余裕で寝込めるレベルです。
だけど、俺たち大丈夫だから!、と
頑張り続けなくていいよ、と言いたい。


残酷さは、エンターテイメントになるし、
ドラマになる。だけど、みんなの人生も
ちゃんと大事にしてほしいです。

わたしだれですか?大丈夫そうですか?


もう、ほんとに拗らせているオタクなんです。
だから、もうアイドルじゃなくたって、
幸せに生きていってほしいと思うレベルです。


だから、お願いだから、次のデビューは、
Travis Japanでお願いしたいのです。
こんなにだらだら書き綴ったけど、結論は
ここです。次こそは、Travis Japan。


残酷さもドラマになると言える人間は強いです、
強すぎます、心配です。ほんとに。


どう間違ってもTravis Japanがこのnoteを
目にすることはないので好きに書きます。

もう頑張れないと思ったときは、
ファンのことなんて忘れて、逃げるんだよ。
ここまでアイドルとして、何もかも投げ打って
頑張ってこれるんだもん。大丈夫だよ。


でも、もし、まだまだ7人が頑張ってくれて、
そして、デビューの日を迎えたときには、
嬉しくて安心して、寝込みます、逆に。


Travis Japanに幸あれ

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