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コラム①ちゅうざんの車窓から「名前へのこだわり」

沖縄県八重山諸島を中心に購読されている新聞「八重山日報」が、今年の4月に沖縄本島版として本格的に沖縄県全域に進出しました。

そこで、今月より沖縄本島版にて私のコラムを掲載いただけることになりました!!!

しばらくは、月二回の隔週土曜日掲載の予定です。掲載後は、こちらでも紹介させていただきますので、よろしくお願いします。

初回は、こちらです。

2017年10月7日(土)
八重山日報沖縄本島版 コラム

ちゅうざんの車窓から

第一回『名前のこだわり。』

 俳優・シンガーソングライターのちゅうざんです。この度、隔週でコラムを書かせていただくことになりました。初めましての挨拶になりますので、初回は私の自己紹介をさせていただきます。

1986年生まれの沖縄県西原町出身。沖縄大学卒業後に上京して今年で8年目。現在は、東京都内を中心に、音楽ライブへの出演や、映画・ドラマを中心にお芝居に取り組んでいます。芸名の「ちゅうざん」は、苗字の「中山」の音読みです。なぜ、「なかやま」ではなく、「ちゅうざん」なのか。この芸名にはいくつか理由があります。

 かつて、琉球王国を取りまとめた中山王こと尚円への思い入れが強かった伊是名島出身の祖母は生前、ことあるごとに中山の名を誇りに思う。と私に語ってくれました。その祖母の笑顔がとても好きだったのと、中山王ぐらいビッグな人間でありたいという気持ちを込めて、畏れ多くも、ちゅうざんという名前を名乗っています。芸名にまつわるエピソードはまだまだありますが、それはまたいつかの機会にご紹介させていただきます。

 しかし、ちゅうざんという名前を名乗ったところで、周囲の人からすれば、中山は「なかやま」。東京で芸能活動を始めてまだ二年と少しの私が急に名前を変えたところで、周囲もすぐには覚えてくれません。そうです。東京の人が冷たいのではなく、私の芸名が分かりづらいのですね。でも、諦めません、きっと、このコラムを読んでいる皆さんは覚えてくれると信じています。私は、ウチナーンチュはやさしいと信じていますよ?(笑)。

 八重山日報をお読みの皆さまは、なぜ東京で芸能活動している私がこのコラムを書いているのか不思議に思うかもしれません。それは、本紙の編集長・仲新城編集長との偶然の出会いがきっかけです。いや、こうしてコラムを書かせていただいているので運命だったということにしておきましょう(笑)。その運命のような偶然の出会いのお話は、また次回に。

ちゅうざん(俳優・シンガーソングライター)

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