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政治資金パーティーのカラクリ

政治資金パーティーは政治家にとっても、献金する側にとっても都合の良い制度です。
献金する側からすると、外国人や赤字企業など制限がある献金と異なり、制限がありません。
公開基準も5万円超の政治資金より甘くなっています。 
一方、政治家にとっても、催し物の対価という建前があるパーティー券は売りやすいのです。
政党助成金制度ができてから、献金が集まらなくなったことも背景にあります。 
お金集めの残る手段が政治資金パーティーになっているのです。 
パーティーは政治資金の中でどういう位置づけなのか? 非常にわかりにくくなっています。

政治資金のパーティー券は、政治資金規正法上は、献金という枠の外にあります。
しかし、買わされている側は献金だと思っています。 
この仕組み自体に矛盾があります。
政治資金を集めるためのパーティーなのだから事実上の献金だと誰もが思うでしょう。
しかし対価だから献金ではないという論理になっています。
政治家の都合の良いの可笑しな論理だと思いませんか?
だから今回の自民党議員のようにバレても「どうどうと職務を全うします!」などという発言ができるのです。
皆様はどう思われますか?

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