見出し画像

スシローに消費者庁が措置命令!   すしCM宣伝をおとり広告として

提供を中止したすしのメニューを取り扱っているかのようにテレビコマーシャルなどで宣伝したとして、消費者庁は9日、回転ずしチェーン「スシロー」を運営する事業会社、あきんどスシロー(大阪府吹田市)の景品表示法違反(おとり広告)を認定し、再発防止を求める措置命令を出しました。
調査を担当した公正取引委員会近畿中国四国事務所によると、同社は回転ずしの業界シェア首位にありながらという感じですね。
同社は「お客様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびする。措置命令を真摯に受け止め、再発防止に努める」としています。
発表によると、同社は2021年9~12月、全国の約600店舗で実施したキャンペーンで「新物!濃厚うに包み」「冬の味覚!豪華かにづくし」などの期間限定商品を売り出し、テレビコマーシャルや自社のウェブサイトで宣伝していましたが、実際は宣伝を続けている間、店舗の9割超で提供されない時期があったようです。
同事務所の調べでは、同社は材料の在庫が逼迫する恐れがあったことなどから、提供を中止したという。
信用調査会社の帝国データバンクによると、21年度の回転ずしの市場規模は7400億円を超える見込みで、11年度と比べて1.6倍に拡大しています。
新型コロナウイルスの影響で外食産業が苦しむなか、テークアウトの需要が売り上げを支えているということです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?