「不安や恐れは原動力にはならない。とにかく行動すること」とは、ある人からもらったアドバイス。たまに思い出しては「そうだよ、そうだった」と確かめて、今できる小さな一歩を探す。

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小４の娘はダンスは好きだけど人前で踊ることが苦手。楽しい夏休みが終わり、新学期が始まると運動会のダンスの練習が始まる。今年はどうなるかなあ。「学校行きたくない」と言う日々が続くかな、、、。娘とはまたちがう角度と心情でじつは私も気がかりだった。

ダンスの練習が始まり、最初はやっぱり昨年と同じ「嫌だ、、、」の雰囲気をまとって帰宅した。でもほんとのホントは、みんなとダンスしたいってことは言葉の端々でわかる。

そこで冒頭の言葉を私なりに変化させて伝えてみることに。

ちゃんと踊れるか不安だったり、踊ってる姿を見られるのが恥ずかしいのわかるよ。でもやってみたい気持ちもあるんだもんね。不安な気持ちを全部消すのはむずかしいけれど、今より小さくすることはできると思う。音楽を聞けば自然に動き出しちゃうくらいまで練習してみるのはどうかな。わからないまま過ごすより、きっと自信になるよ。

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先生の計らいで練習動画を撮ってもらった。それを繰り返し見て練習するようになった娘。昨年は運動会1週間前からようやく練習しはじめたけれど、今年はダンスの授業2週間後にはもう完璧に振り付けをマスターしていた。す、すごいやない！

そしてなんと！
運動会前日には、「明日楽しみー」と言うまでに（驚）

幼稚園のころから、運動会や発表会など人前で何かをすることに人一倍緊張や心配を背負っちゃう子なので、それを昇華して楽しみにできるくらいまでになったんだ…！

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当日笑顔で競技やダンスをする姿を見て、成長したなあ～、ちょっと泣けるなぁ、、、とじーーんと身体の真ん中から感動が押し寄せてきた。

終わったあと（見てたよー！！）という意味を込めて大きく手を振ると、ちゃあんと振り返してくれた！にっこり笑顔で。去年まではそれもできなかったのにーー。

行動することで、不安を小さくできることを何となく体感できたんじゃないかな。って、私も娘を通して学ばせてもらえた気がする。

大げさかもしれないけれど、身軽に生きていく術をたくさん持っていてほしい。とにかく私にできることはささやかで。エールを送りつづけることと、好きなものを作ることくらいかな。^⁠ ^

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