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フォトコンとマーケティング

うっかりまた日が空いてしまいました。さてサクッと本題へ。
わたしは写真を撮るのが好きで、お出かけの動機も「好みの景色を写真に収めたい」になることもしばしばです。特に星空が好きで、素敵な星空を求めて重たい機材を背負って山登りするほど。
写真を撮る体験について語るとそれだけで長文になってしまうので、今回はフォトコンテストと、マーケティングについてのお話を、自分の経験をもとに書きたいと思います。

フォトコンテスト入選10タイトル以上

ちょっと手前味噌ですが、応募したフォトコンテストに10回ほど入選や入賞させていただきました。これは「自分の写真が素晴らしいから」ではなく、マーケティングの練習と思い写真を選び応募した結果だからだと思っています。
どういうことかというと、まずフォトコンテストには主催者がいて、その主催者には何かしらのフォトコンテストを開催する狙いがあります。例えば、カメラメーカーなら、応募条件に「自社のカメラを使用していること」を入れれば、自動的に素晴らしい写真が集まってきます。
さらにプロモーションなどに使うことへの許諾も募集要項に盛り込めば広告などに掲載することもできる、またたいていのフォトコン応募者は自分の写真が使われることは誇らしいものなので、win winな方法だといえます。

フォトコンテスト=マーケティングの練習

このようにフォトコンテストは主催者になんらかの狙いがあり、そこへ適切な写真を応募すれば入選の確率があがるのです。
わたしは「フォトコンテスト=マーケティングの練習」と捉え、「主催者=クライアント」「募集要項=仕様」と設定し、フォトコンテストに応募しました。応募というより、納品の気分です。
大小様々なフォトコンテストがある中、自分が住んでいる自治体もしくはゆかりのある自治体主催のコンテストに絞りました。ターゲットを絞った方が、狙いがわかりやすいので訴求力が高いという判断からです。
結果、10のうち7つは自治体主催のフォトコンで入賞・入選することができました。先ほどの例だとカメラメーカーは広告の使用などですが、自治体の場合、場所にもよりますが地域の観光案内所や、市のカレンダー、大きな物だとターミナル駅の地域を紹介するデジタルサイネージなどです。

フリーランスならいい機会

さて、自治体のフォトコンというのは、ほぼすべて「入賞式」があります。市の活動報告とか色々な事情で開催するのだと思うのですが、そこで講評の時間や、入賞式前後に入賞写真を見ながら自由な雑談タイムがあったりします。そこには、市長さんや観光関係の職員の方、協賛の会社の関係者などがいたりします。ここへはすかさず名刺を持参、写真以外もこんなことしています!別ジャンルの写真も撮れます!とちゃっかり自己紹介。
ここで新しいつながりができたり、お仕事をいただいたりしました。また、市のカレンダーになると現物をいただくこともでき、ポートフォリオの幅が広がります。

自治体主催のフォトコンテストは開催告知が市内のポスターだけ、などライバルが少ないのも良い点です。何十万人の応募者から選ばれることもとても夢がありますが、マーケティングの練習、入賞した先にある人的繋がりの構築などフリーランスで写真を撮る方に地域のフォトコンテストはとてもよい機会だと思います。ぜひ、気軽にトライしてみてください。ではまた!

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