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やっぱり英語をやりたい!鳥飼玖美子さんの本


鳥飼 玖美子(とりかい くみこ、本名:町田 玖美子、1946年3月21日 - )は、日本の通訳者・英語教育学者・通訳学者。立教大学名誉教授。
バズ英語 〜SNSで世界をみよう〜という番組にも出演中です。昔はニュース英語の解説の英語番組をしていて、よく見ていました。私は、鳥飼さんのファンです。

いま、ちょうど、オーディブルで読んでいるところです。「何冊も、英語に関する本を書いたのに、日本の英語が変わらないので、本を書くことから離れていたけれど、今回、出版社からのススメもあり、質問に答える形で、様々な人たちの例を取り上げながら、自分の考え方を述べるという方法で、本を書くことにした」というようなことを、はじめにで、話されていました。英語学習者、または、母国語以外の他の言語の学習者に、とても役に立つ本だと思います。

母国語以外の言語を勉強しているすべての人に、役立つ情報がいっぱいです。そして、根本的なことは、よく言われるように、時間と努力が必要だということです。時間と努力が必要な語学習得にむけて、いったい、何をすれうばいいのか。どんなふうに、取り組めばいいのか。いくら時間と労力が必要だといっても、根性だとか、頑張りだとかでやっていくと、嫌になってしまいます。自分にとっての第2言語の楽しい学び方。続けられる勉強の仕方。言葉そのものについて、深く掘り下げた本だと思います。

読む・書く・聞く・話すについても、詳しく話してくださっています。よく「シャワーのように聞けばわかるようになる」と言われたりしているが「それは幻想。シャワーのように聞いても、シャワーのように流れていくだけ」と、はっきりおっしゃっていました。痛快です。

ただ、○○をすればいいというような安易な方法はないと、私は考えます。言葉もどんどん変わっていくし、すべてをわかるようになるには、めまいがするほど時間と労力がいる。自分が、どこに行きたいのかというのも、明確にしておかないと、ただ、言葉を勉強するだけで、一生が終わってしまう。自分の語学学習の目標を明確にすることが大切だと私は考えます。

私は英語の音が好きで、勉強を続けてます。どんなふうに、これからまた、勉強を続けていくのか、ヒントをたくさんいただきました。私が好きな海外ドラマの視聴でも、どのようにしたら、英語学習の上達につながるのかということの、気づきもあり、思っていたことの再確認もできて、とても楽しい読書になりました。まだ途中ですけれども。




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