見出し画像

【シエルの注目映画】2022年1月公開

もうすぐ1月が終わってしまうので、今更ですが、1月公開映画の中で気になるものをピックアップします(絶対漏れがあると思う)

『ジギー・スターダスト』(1月7日公開)

1973年製作/90分/イギリス
原題:Ziggy Stardust and the Spiders from Mars
配給:オンリー・ハーツ
日本初公開:1984年12月22日
監督・製作:D・A・ペネベーカー
撮影:ジェームズ・デズモンド、マイク・デイビス、ニック・ドーブ、ランディ・フランケン、D・A・ペネベーカー
編集:ロリー・ホワイトヘッド
衣装:フレディ・パレッティ 山本寛斎
メイク:ピエール・ラローシュ
出演:デビッド・ボウイ、ミック・ロンソン、トレバー・ボーダー、ウッディー・ウッドマンジー
公式サイト:http://ziggystardust.onlyhearts.co.jp/#page

大ファンというほどではないですが好きでした(し好きですね今も)。2017年に東京で開催された展覧会にも行きました。でも映画は観ていなかったんですよ。今年はデヴィッド・ボウイ生誕75周年&ジギー誕生50周年ということで記念上映されるようですね。うれしい。けど急がないと終わっちゃいそう。

『ユンヒへ』(1月7日公開)

2019年製作/105分/G/韓国
原題:Moonlit Winter
配給:トランスフォーマー
監督・脚本:イム・デヒョン
製作:コウ・キョンラン
出演:キム・ヒエ、中村優子、キム・ソへ、ソン・ユビン、木野花、瀧内公美
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/dearyunhee/#trailer

お母さんの初恋の女性に会いに行く。しかも冬の小樽に。美しい風景とともに、何か沁み入るものがあるような気がします。

『春原さんのうた』(1月8日公開)

2021年製作/120分/日本
配給:イハフィルムズ
監督・脚本:杉田協士
原作:東直子
プロデューサー:髭野純
出演:荒木知佳、新部聖子、金子岳憲
公式サイト:https://haruharasannouta.com

短歌が原作の映画。杉田協士監督の『ひかりの歌』も短歌が原作の短編集で、不思議な味のある作品でした。
逆に短歌って31文字で映画1本の世界観を作り出すことができるのだから、奥深いなと思います(実はたまたまつい最近短歌に目覚めた)。

『ひかり探して』(1月15日公開)

2020年製作/116分/韓国
原題:The Day I Died: Unclosed Case
配給:スモモ、マンシーズエンターテインメント
監督・脚本:パク・チワン
撮影:チョ・ヨンギュ
編集:キム・サンボム
出演:キム・ヘス、イ・ジョンウン
公式サイト:https://www.sumomo-inc.com/hikarisagashite

キム・ヘスさんとイ・ジョンウンさんと言うだけで気になります。意外にもこれが初共演だそう。
ポスターの「私は今日から、人生を始める」と言う文言から推察するに、絶望の中に希望を見出すような物語なのかな。

『ハウス・オブ・グッチ』(1月14日公開)

2021年製作/159分/PG12/アメリカ
原題:House of Gucci
配給:東宝東和監督
監督:リドリー・スコット
製作:リドリー・スコット ジャンニーナ・スコット ケビン・J・ウォルシュ マー
原作:サラ・ゲイ・フォーデン
出演:レディー・ガガ、アダム・ドライバー、ジャレッド・レト、ジェレミー・アイアンズ
公式サイト:https://house-of-gucci.jp

先日『最後の決闘裁判』を観たばかりですが、またリドリー・スコット監督&アダム・ドライバーさんという取り合わせの本作も気になります。
アダムさんは撮影後の打ち上げに参加しないし、自分の出演した作品は観ないそうですね。そうすると、いい作品を結構見逃してるのかも笑。出ると観るとでは大違いと思いますが、例えば演劇は自分の出ている作品は観ることができない(映像になるとやっぱり少し違います)し、とも思う。でもなー映画は編集がありますもんね。まあ何か理由があるのでしょうね(本人が「観ない」と言っているインタビューなどを見たわけではないので詳しくは知らない)。

『エル・プラネタ』(1月14日公開)

2021年製作/82分/G/アメリカ・スペイン合作
原題:El Planeta
配給:シンカ
監督・製作・脚本・衣装:アマリア・ウルマン
音楽:chicken
出演:アマリア・ウルマン、アレ・ウルマン、チェン・ジョウ

久しぶりにスペイン語の映画観たい。
監督、製作、脚本に衣装もやってさらに出演するアマリア・ウルマン監督すごいですね。母子で母子を演じるというのも。いかにもインディーズな感じ。トレイラーからはおもしろそうな印象しかない。

『さがす』(1月21日公開)

2022年製作/123分/PG12/日本
配給:アスミック・エース
監督:片山慎三
脚本:片山慎三、小寺和久、高田亮
エグゼクティブプロデューサー:豊島雅郎、仲田桂祐、土川勉
出演:佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、石井正太朗、松岡依都美、成嶋瞳子、品川徹
公式サイト:https://sagasu-movie.asmik-ace.co.jp/#

キャストを見ただけでもおもしろそうです。あと題字もいい。
片山慎三監督の『岬の兄妹』は観たかったのですが観られませんでした。本作は見逃さないようにしたいです。

『声もなく』(1月21日公開)

2020年製作/99分/G/韓国
原題:Voice of Silence
配給:アットエンタテインメント
監督・脚本:ホン・ウィジョン
製作:キム・テワン
撮影:パク・ジョンフン
編集:ハン・ミヨン
出演:ユ・アイン、ユ・ジェミョン、ムン・スンア
公式サイト:https://koemonaku.com

去年、ユ・アインさんのインスタで短いトレーラーを見てから公開を待ってました。ユ・アインさんは15kg増量して役作りをし、一切セリフが無い難役を務めたとのことで、私は彼の声が好きなのですが、それでも本作に興味を引かれます。ドラマ『梨泰院クラス』他、様々な作品に出演している(上に挙げた『ユンヒへ』にも)ユ・ジェミョンさんもまたいい味出してそう。ムン・スンアさんは多分私はまだ作品を見たことがありませんが、雰囲気のある佇まいをしてますね。
本作の“闇稼業”は田中征爾監督の『メランコリック』を思い出しました(Amazonプライム・ビデオで配信中。おもしろいです)

『三度目の、正直』(1月22日公開)

2021年製作/112分/日本
配給:ブライトホース・フィルム
監督:野原位
脚本:野原位、川村りら
エグセクティブプロデューサー:原田将、徳山勝巳
出演:川村りら、小林勝行、出村弘美、川村知
公式サイト:https://sandome.brighthorse-film.com

黒沢清監督の『スパイの妻』、濱口竜介監督の『ハッピーアワー』で共同脚本を務めた野原位さんの劇場監督デビュー作。先日『ハッピーアワー』を観ることができたのは本作公開記念上映でした。『ハッピーアワー』にも出演している川村りらさんがなんとも言えぬ雰囲気があって、本作もおもしろそうだなと思いました。

『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(1月28日公開)

2021年製作/107分/G/アメリカ
原題:The French Dispatch of the Liberty, Kansas Evening Sun
配給:ディズニー
監督・脚本:ウェス・アンダーソン
製作:ウェス・アンダーソン、ジェレミー・ドーソン
出演:ビル・マーレイ、ティルダ・スウィントン、フランシス・マクドーマンド、ジェフリー・ライト、オーウェン・ウィルソン、ベニチオ・デル・トロ、エイドリアン・ブロディ、レア・セドゥー、ティモシー・シャラメ

もうね、万が一つまらなくてもいいです。この架空の街とこの人たちが観られるなら。ただ好き。

『名付けようのない踊り』(1月28日公開)

2021年製作/114分/G/日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
監督・脚本:犬童一心
エグゼクティブプロデューサー:犬童一心、和田佳恵、山本正典、久保田修、西川新、吉岡俊昭
出演:田中泯、石原淋、中村達也、大友良英、ライコー・フェリックス、松岡正剛
公式サイト:https://happinet-phantom.com/unnameable-dance/

身体表現にとても興味があります。そして踊る体には憧れるばかり。けれどもダンスの公演を観る機会はほとんどありません。なので貴重な一本。

* * *

というわけで今月も半分以上過ぎてしまいましたが、上記の作品だけに限らず、できる限り映画館で観てきたいです。
みなさまもよいご鑑賞を。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?