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ジャック・リヴェット映画祭(4月8日〜28日@東京)

ヌーヴェル・ヴァーグの作家の一人、ジャック・リヴェット監督の5作品が上映されます。
「夢と魔法と冒険と」というタイトルのもと、よりファンタジックな作品が集められているようです。というより、中期の作品を集めたら、結果的にそうなった、ということなのかもしれません。

以下が上映作品です。

『セリーヌとジュリーは舟でゆく』(1974)
『デュエル』(1976)
『ノロワ』(1976)
『メリー・ゴー・ラウンド』(1981)
『北の橋』(1981)

この中では『北の橋』だけ観ています。パリを舞台にした実物大すごろくゲームのような話。現実とファンタジーが地続きになっているような感じや、廃墟などの地味なパリを見せてくれるところが好きです。

『セリーヌとジュリーは舟でゆく』は、地元のツタヤにDVDのパッケージだけがずっとあって、ずーっと空っぽなまま。ずーっと、って本当にずーっと、もう何年もなんです。誰かがツタヤプレミアムで半永久的に借り続けているか、あるいは盗まれちゃったのかも。
たとえ買いたくても普通には売っていないんですよね。中古で10,000円近く出せばあるようです。あとはフランス版、アメリカ版なら3,000円代で買えそうですが。どうしてもとなったらそっちを買うかな。
長編第1作『パリはわれらのもの』はDVDが手に入りますが、そのほかの作品はみな、手に入っても中古で高価、あるいは海外版しかありません。

そういうわけで、この機会は貴重です。
しかも『デュエル』『ノロワ』『メリー・ゴー・ラウンド』の3作は、日本の劇場で初公開。

5作全部観るには、最低でも2日かかる。他に観たい新作映画だってある。
悩みどころですが、可能な限り観たいです。

限られてはいますが、東京以外でも開催されるようなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみて下さい。


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