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ただ生きていることを楽しもう。コロナ感染で思い出したこと。

4月20日頃から新型コロナウィルスに感染していたアリアリ♡香田有絵です。

10日間ほど何もできず、ただただベッドにいる生活を送りました。
読書をしようにも集中できず、寝るか動画やドラマなどで気を紛らわす毎日。
有意義なことのまったくない日々。

意外と心地よかったです。

まるで役に立たず有意義なことのできない自分なのに、この地球にいることを許され受け入れられているという感覚。当時は役に立っていないとは思わなかったけれど、子供のときの感覚に似ているかもしれない。

重症ではなかったことと、先に感染して早々に治った夫が家事や犬の散歩などすべてやってくれたおかげで気楽でいられたのですが、ただ自分が存在することを感じるって悪くないと思いました。

普段、より有意義な生き方をしようと考えがちです。
もっと〇〇するには…と。

でも、生きていることは奇跡。たった100年にも満たない命です。
残り50年もないかもしれない。だとしたら、
ただ生きていることを感じて楽しむ時間を確保しておきたい。

ときは5月。
今朝ゴールデンレトリバーのシラノと大聖堂まで散歩に行きました。
ランス大聖堂はフランス歴代の王が戴冠式をした由緒ある歴史建造物ですが、今日はその建物よりも5月の太陽、ほおをなでる風、青い空の美しさが心に刺さりました。

2日前からスタエフ投稿やオンラインイベントで徐々に復帰し、元気になったらやりたいことが頭の中をしめてきています。

またすぐに向上したい欲求の中で毎日を送るかもしれない。

だとしたら今回の感染、ありがたい機会でした。

生きているということの幸せ、今あるものを楽しむこと、時間を慈しむ気持ち、まだ快復途中の今、もう少し味わってみようと思います。

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